年度末のいろいろ

19日は卒業式。この4月から卒論の面倒をみた11人が無事卒業。卒業証書をゼミの教員がそれぞれ手渡すという形。終了後お約束で学生それぞれと写真。謝恩会みたいなものはなく、それで教員は解放される。研究室で29日のhidexi先生の講演の予習を少々。14:30から大学院の謝恩会に出る。ビールと寿司など。1時間少々で退散。研究室に戻りしばしの昼寝の後にまた予習を少々。ベンヤミンの「暴力批判論」の岩波文庫での再度。やはり不思議なエッセイだ。そうこうするうちにH比野さんがブログでお書きになっているような按配に。どうもお引止めしてしまいすいません。吉祥寺の感じがつかめてきました、ようやく。なるほど。ここの職場は折に触れて酒席という感じではないので、学科、学部、大学全体について新参者はとても淡白な知識のままでいることになるが、小生がいろいろと質問をして丁寧なコメントをいただくことに。だいぶ外部にいたときの印象とは異なる次第で。ともかく気がつくと22:30とかに。明日は昼過ぎの新幹線で神戸それから有馬温泉という予定なのでまあ所在無く帰宅前に近所のバーでグレンリヴェットを痛飲。旨いけれども翌日は二日酔い。神戸と有馬温泉というのは完全にかみさんの思いつき。なんの根拠もない。有馬温泉と言われても小生、六甲についての淡い知識と、完全に無関係な有馬稲子というような音韻上の連想しかわかない。有馬稲子の出身がこの辺というわけでもなかろう。神戸ならぶらぶら歩くのがよいのだろうが7歳のわがまま至極な子供連れでは仕方ない。午後少々の観光の後、投宿。翌日は有馬温泉からロープウェイで六甲の上から神戸を見渡す。なるほど絶景だがまあ1分も見れば納得というか。宿は飯は旨い。やはり関西の強み。湯はいまいち。まあ3月後半にはかならず年度末の疲労回復に温泉に出かけることにしているが、やはり近場の伊豆がこの季節ならよかろう。ただし宿で飲んだ丹波の地酒の小鼓はなかなか(http://www.jizake.com/html/kotudumi.html)。伊豆は酒はだめだからこればかりは来てよかったか。ということで旅行に来てもなかなか漲らない。1泊目のホテルでかみさんが90分のアロマセラピーのコースを部屋でお願いしたのでその場にいるわけにもいかず、インターネット予約した際にプリントアウトしたA42枚の紙を握って急遽つくったボールでもって、子供とその間時間つぶしにホテルのロビーの隅でキャッチボールしたのがいちばんの漲りか。日曜は天候不良につき、時間を早めて帰宅。その後はメールの返事など。