2012-09-01から1ヶ月間の記事一覧

脱稿

件の原稿予定通り3日で脱稿。送信する。かなり透明な日本語になったかと思うのだが、さてさて。いまロンドン時間で日曜の13時過ぎ。あとは急に入った少々厄介な書類作成、もっと厄介な書類書きが待っている。両者を月曜未明までに仕上げないと来週2つあるゼ…

蟄居は続く

例の原稿のため蟄居の日々。外は晩秋から初冬の感じ。昨日は雨模様だったが今日は日本の11月末のような晴れ。どこか公園にでも散歩に行きたいような空気。原稿思いのほかに難渋。学部生でもわかるようにというお題なので。日曜の未明までに終わらせないと。…

マニフェスト@蟄居

月末締め切りのより大きな仕事を本日から開始。最長40枚までOKだそうだが、木曜の段階で10枚弱。これは前置きの部分なので長めだが、ご注文として英米文学の作品の分析を具体的に披露するのだが、それ以前にどうしてそのような分析の方法(approach)が「い…

WIP

今日は夕方からSonuゼミ(日本風の言い方では)のWork in Progress(略してWIP)の日。この略語であるが、小生が10年前に滞在していた、またSonuさんが教授をしていたThe Wellcome Trust Centre for the Histroty of Medicine at UCL以来のもの(この研究所…

日本英文学的妄想

多方面作戦ゆえに、自分ではなるべく考えが集中しているように作戦を展開したいのだが、やはりそれでも拡散もしているようで、そのせいか昨晩も眠りが浅く(知恵熱!)今日もBL出勤は重役時間になってしまうのはまったくよくないけれども、そういってばかり…

wet, windy, and cold London

今日もBLにて仕事。RWのThe Politics of Modernismを久しぶりに再読。最先端のモダニズム論からしても本質的な視点はすべて出ているのではないか、しかもより先鋭かつ鋭利に。今風のモダニズム論、なんだか小粒でどこかクイア風に「攪乱」「転覆」系の読解が…

全体主義の時代における精神分析

標題のイヴェントに金土と出席。まず思ったのはこういう規模のロンドンのイヴェントに聞き手ではなく話し手として参加しないと本来はいけないなあ、みたいなことであったが、スピーカーのみなさんはロンドンで精神分析を勉強をしていればわかることだが大変…

深まる秋@ロンドン

日本からのメールで、東京はまだじっとり暑いけれども虫の音が耳に涼しい季節にもなってきているとのこと。ロンドンはどんどん深まる秋という感じ。いまのところ基本的に晴天が続いているので、日本の11月という空気であるなあ。日曜には雨になるみたいなの…

やはりいつもここに

BLにて作戦続行。昨日も今日もあまり進まず。といいながら例の2冊の併読。ボルク=ヨコブセンの読みは精密極まりなくフロイト理論の「失敗」を跡づけていく。この失敗をRWにおける「革命」ないし「悲劇」を通じて読むとなかなかに面白いことになりそう。そ…

おっと、こんなイヴェントが

BLにてWales方面作戦実行中にDeeからメールが来てつぎのイヴェントが週末にあるがa sold-out eventであるとの知らせが:http://www.beyondthecouch.org.uk/events?item=60昨日のエントリーとドンピシャのイヴェントなので、おっとと、と思ったので、ともかく…

対位法的勉強?

今日もBLにて作戦続行。昨日触れた2冊の本の章を交互に読みみたいな変則的な仕事。ボルク=ヤコブセンも「個人」と「社会」という問題系から議論を出発。「転移」(彼によればそれは19世紀的な「催眠=暗示」の偽装ということになる)ということからして、フ…

ターゲットを捕捉か

土曜日は新入社員の遅刻程度のBL出勤。Wales方面作戦のターゲットはつぎの2冊ということになりそう:Modern Tragedy (Broadview Encore Editions)作者: Raymond Williams,Pamela McCallum出版社/メーカー: Broadview Press発売日: 2006/03/30メディア: ペー…

おっと曜日をまちがえた

今日もBLにて仕事。RWが中心。whole=complexityというのは鍵語なのだが、それはRWの言語それ自体のwhole=complexityということでもあり、それはつまり一枚岩ではない。まあなんというか濃淡がある。そのなかでもthe most intensive, creativeな箇所が問題。…

睡眠が浅い

今日もBLにておもにRW関連。しかし睡魔が襲ってきて能率悪し。ここ最近3つのプロジェクトを同時進行しているのだが、明らかに小生の脳の容量を超えている。それぞれ、どうにか見通しは立ってきたものの、昼間やっていることが夜には一種の「妄想」と化してい…

久しぶりにシーフード・パスタ

今日は午前中に事務的な用件でBobとUCLのCafeで1時間ほどお話をする。フランスでholidayをsummer houseにて夏を過ごしたお土産にワイン(白)。Domaine Horgelusなる銘柄。値段はreasonableだが味は断然というお話。その後はBLでRW関連。RWを通じてFreudを…

やはり秋

朝は意外にも日が出て昼間も薄日が射したりしたが空気は完全にロンドンの短い秋。日没後は風も出て日本で言えば暖冬の12月初旬という感じ。本日もBLにてRW関連。アイディアがだいぶ出てくるがまだノートをとる段階。考え自体はまとまってくる。しかし週末に…

本当に秋だ

BBCの予報通り今日から秋模様。鉛色の空が朝から。空気も昨日までとは違う。風がすでに夏ではない。少し前は22:00まであった日が、今日は19:30ですでに日没。ロンドンはほんとうにどんより秋である。そしてこの秋はとても短い。BLにて19:30まで。RW関連。一…

いやはや、中間地点

まったく忘れていた日本関係の仕事を急に催促されそれをどうにか処理。自宅にある本を数冊使用する仕事なのでフラットにて仕事。それゆえに、書いては寝る、書いては寝る、みたいな不規則な生活に。ここ最近、睡眠時間が少なかったことに気がつく。たしかに…

ロンドンはまた夏に

ロンドンはまた昼には30度近い気温になるような陽気に。ともかく9月にやらなければならない仕事量に焦りながらも仕事。毎年9月は調子が悪いが、何度も言うがロンドン方面作戦の中間点あたりなので、まあこんなものだろう。ともかく9月、10月と乗り切って、11…

おっと欠勤@BL

ずっとクリアなヴィジョンがつかめずにとてもプレッシャーであったWales方面作戦であるが、きのうあたりからかなり見えてくるものがあり、長年の仕事の経験から読むべきペーパーのロジックとかレトリック、今後読むべきものなども視野にはいってきたものだか…

重役出勤@BL

今日もBLで仕事。Wales方面作戦の再続行。昨日までの仕事の延長線上ですることに。RWの精神分析理解(フロイト批判)は一見したところ素人っぽい(フロイトとかをまじで読んだ立場からは)のだが、じつは一番鋭い所を射抜くような話をしていたというような話…

そろそろ別の戦線にも

今日もBLで現在構想中の件につき構想(って当たり前か)。とくにaffectとpsychoanalysisというテーマでの非常に精緻な議論に感心しおもわずうなってしまったら隣の白人のおじさんににらまれた。ただこの精緻な議論が大きなテーマにつながる時に精緻でなくな…

構想がまとまっているのか

今日もBLで現在構想中の件についての勉強。昨日さぼったので土曜日に届いた本を読みだす。この手のテーマの本はやたらレトリック過剰な文体で食傷気味であったのだが、この本は実直な感じ。ただしハイデガーのある概念を鍵語に使用しているのだが、読んだ範…

土曜も日本人会

土曜日もBLで仕事の後で社長の周りのかたがのお誘いで飲み会。はじめてお目にかかる方もあり。例によって、少々飲みすぎ。本日日曜はそんなことで昼前に起床。後片付け、洗濯、掃除、買い物、炊事で1日が終わりそうな気配。少々むなしいがしかたなし。いま…

日本英文学会倫敦支部理事会

昨日はBLで仕事の後でH田支部長@西荻、N井さん@国立、K野さん@愛知とご会食。その前に小生のフラットにご案内。H田支部長は18世紀英文学界隈では「社長」と呼ばれているのでH田社長@西荻とここでも呼ぼう。Russell Squareの中華は85点の出来。混んでる時…