2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧

メディアと無意識

ここ数日吉祥寺に宿泊し研究室で仕事をする日々だが、昨晩は大学前のなにわ料理屋のカウンターへひとりでぶらりと。以前H比野さんのブログで小生の否定的な発言が引用されたが、今回は少々印象というか意見を変えた。うなぎの豆腐煮とか鱧の梅しそ揚げなど…

久々に標準版

来週の駒場のイヴェントへの備えとして"Beyond the Pleasure Principle" を久しぶりに例のStandard Editionで読了。論文を英語で書いたり翻訳したりするときなどにしばしば部分的に参照するのだが、通読するのはなんとロンドン以来のこと。頭と心の調子が相…

前期もいよいよ

今週はいよいよ前期も最終段階で各種イヴェントもあったり。仕事面では例のリレー連載の原稿を書けたこと(まずはレヴェル的にクリアか)、みすずの翻訳の見本が届いたこと(きれいな装丁だし、時間がかかりすぎたけれどもほっとする)。ただ来週の駒場関連…

おお、ついに

タイトルのとおりでして:〈死の欲動〉と現代思想作者: トッド・デュフレーヌ,遠藤不比人出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2010/07/24メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 214回この商品を含むブログ (8件) を見るお世話になっている方々には近いうちに…

対象a

3限の2年生のゼミでけっこう精神分析の基礎理論をがっちりやっていてその前期末試験をやった帰りに前を歩いている学生が「対象aってけっこうヤバくない?」と言っていたのを目撃してある種の感慨を抱く。ほんとうにそこら辺を歩いているフツーの女の子系の学…

駒場関連の宣伝・続

29日の企画@駒場と連動するイヴェントの宣伝を: UTCPレクチャー「相互に依存する欲望と新しいメディア――ラカン的アプローチ」日時:2010年7月26日(月)18:00-20:00 場所:東京大学駒場キャンパス101号館2階研修室講演者:リャオ・チャオヤン(国立台湾大…

エレガント、かつブリリアント

各所で宣伝されたモダニズム・シムポ@国立に参加。聴衆に院生が多いので質問が出ない場合の質問要員として。予想どおりに各ペイパー終了後のセッションでシ〜ンとなる。しかしこれは議論の内容に失望したゆえではなく、とてもブリリアントな内容に圧倒され…

精神分析と人文学・詳報

このイヴェント@駒場の詳細が決まりましたのでお知らせします。まずはポスターを:こちらもまた: 「精神分析と人文科学」共同セミナー Date: 2010年7月29日(木)17:00-18:30 Place: 東京大学駒場キャンパス101号館2階研修室 講演者 チャールズ・シェパー…

「人文学における精神分析の可能性」その2

このイヴェント@駒場の日程が決定しましたのでお知らせします: 7/26(Mon) 18:00-20:00 Liao "Interdependent Desire and New Media: A Lacanian Approach"7/27(Tue) 18:00-20:00 Shepherdson "Esthetic Feeling and Universality: 'Sense' and Community i…

人文学における精神分析の可能性

7月の最終周に表題のとおり「人文学における精神分析の可能性」をめぐるセミナーが原和之先生@駒場のorganiseでUTCPの企画で行われます。26日、27日、29日のうちで2日という日程です。ゲストはこのブログでおなじみのCharles Shepherdson (SUNY) と台湾で小…