2009-01-01から1年間の記事一覧

今年最後の・・・

来年早々の「心」と「性」をめぐるイギリス近現代シムポの個人的な準備が大幅に遅れているのでそれなどを自宅ではじめる。クライン派の「母」をめぐる精神分析が戦後の福祉国家体制を補強しつつもそれとは別次元の或るものを蔵していた次第をやはり話すこと…

やはり虚脱感

いくつかのお隣ブログで言及してくれているが例の解体社の公演も終わり今年の業務は事実上終了したのだが公演最終日の解体社の恒例の忘年会は予想以上に壮絶でしてともかく朝の8時まで飲みかつ語るわけでじつはその前日も日吉で朝の5時まで楽しく歌唱だった…

業務はまだまだ終了せず

授業関連はそろそろ終了だが雑務はまだ残っていて落ち着かぬ。ただ忘年会関連はもうない模様。月曜から稽古を始めた解体社のほうはS水さんの演出が予想以上に入りけっこうプレッシャー。基本的には教室=病室におけるmad professorといったところか。これ以…

激務の中の新たなピンチか

昨日のいつものように長時間の教授会のあといささか興奮すべき話題についてH比野さんとエアコンの暖房をかなり強めにかけた、つまりかなり乾燥した空気の小生の研究室で、たぶん3時間くらい対面で話をしたのだが、そのとき彼が少々咳き込んでいた。たったい…

ガチで疲れた

小生それなりに少なくともこの業界ではかなりシンドイ経験をしてきたつもりですが最近の労働量とか神経の消耗度からして特に帰宅がほぼ毎日23時近くでそれから遅すぎる夕食をビールとかで取っていると心の底から「疲れた・・・」という言葉が出てくる。それ…

濃くなる職場の空気

昨日は職場(文学部)の忘年会。吉祥寺の某店を貸し切っての立食。酒、料理ともなかなか。いろいろなひとといろいろな会話。来年度から学内の研究費でやるプロジェクトにお誘いしたいようなテーマでやっている他学科の先生とか、いろいろ。ここの文学部はあ…

おくればせながら打ちのめされました

吉祥寺の2年生用のゼミでは既成のナラティヴに「文学」を回収・還元してお文学にして安心する悪しき傾向(これって当然学生だけでなく業界の教員=同業者にも見られるのだが)をそろそろやめにするために「逸脱」とか「過剰」とか「反復」とか「もの」といっ…

しかし業務はつづく

なんといえばいいのかこの業界にいていちばん心の奥のところが折れてしまいそうなことがあったりなんかしたのだけれどもそれはもとよりたとえば教えているゼミの学生たちには関係のないことだしそんなことで指導のクオリティを落としていいはずもなくそんな…

そろそろ年末モードへ

職場では年末が来たことを実感させるパーティの類が水木と続き昨日の会の後には近所のそば屋で2次会をしてしたたかに日本酒を飲みその勢いで他学科のイギリス史の先生と1時近くまで吉祥寺のなんとか横丁のいかにもという店で飲んだりするがそのときの会話の…

名誉の負傷

昨日は午前から懸案の原稿書き。午後遅くからは新横での子供のチームの練習に合流。それから保土ヶ谷にあるナイター設備のある本格的な野球場 http://www.koukouyakyu-no-hoshi.com/yakyujyo/hodogaya.html へ移動。ひどい寒さと小雨の中オヤジチームと6年生…

いろいろとありまして

ともかくいよいよ忙しくなってきた。締め切りを延ばしてもらっている職場の論文のマジのデッドラインが月曜。30枚程度の原稿だが、ともかく時間がない。そこで金曜のゼミが18:00に終わると22:00まで研究室にこもり5枚程度。その日は吉祥寺に宿泊し翌朝は8…

いささかの小休止

今年の各方面の作戦も大過なく終了しつつあるので日曜から一泊で箱根の温泉で小休止。国立方面の研究会などは後ろ髪を引かれたが気力・体力ともアップアップで断念(どうも勉強不足が重なって話しについていけなくなっている気配も。授業を休んでいるうちに…

濃すぎる同業者たち

昨日は昼から神保町で親学会の某委員会。仕事はかなりスムーズに進む。大阪方面からのH部委員長は有能だ。その後は近くのなかなか素晴らしい大衆居酒屋で痛飲。この委員会の諸氏、ともかく濃すぎる(キャラもお仕事の密度も)。あの先駆的かつ洞察にあふれ…

山越え谷越え

相変わらず続く怒涛の会議のなか次の仕事の準備とかを細々と。そんななかジュリエットからお礼の返事が来る。リップ・サーヴィスではなくとてもあのワークショップの「知的水準」を楽しんだということである。これもご出席の皆様のお陰であります。また再会…

バークレーまで・・・

今朝お茶大の竹村先生からこんなメールが回ってくる(了承を得ての引用です): みなさまへこんにちは、竹村です。日本でも伝えられていると思いますが、カリフォルニア州の財政破綻に端を発して、カリフォルニア大学が大幅な経費カットを余儀なくされており…

雨の中の遠征

今日は朝から冷たい雨。子供はどうにか熱が下がり登校。小生は身動きができないのでカミさんが早めに帰宅することに。午前中知人のイギリス人と話していて、今日の天気はmiserableでEnglish winterを彷彿とするが時々missするみたいな話をするが、要するにお…

やはり過酷な日々が

本来であればフィラデルフィア会議があったのだがそれがキャンセルになったので後期の大きなイヴェントのひとつをこなしたことになるが、12月初旬のソウル方面作戦が事実上始まってしまう。そんななか親学会関係の仕事を朝から。夕方に学童から電話で子供に…

どうにか乗り切ったか

すでにid:shintakさんたちがご報告し始めていらっしゃるが14日のイヴェントをどうにか乗り切る。基本的な体調不良に加えて9日から13日にかけて吉祥寺では怒涛のような会議の連続(水曜の教授会は6時間を突破!)のためシムポの準備は水曜はいくらなんでも無…

シムポがシビれた

昨日の支部会は開催校として裏方的な参加となったが滞りなく済みまずは安心。内容的にはシムポが優れていた(同時間のワークシュップも良かったそうだ)。チマチマ表象分析してPC的予定調和に終わる悪しき昨今のカルスタ的傾向とは無縁のstorng interventi…

リハビリ中に先をこされた・・・

朝は8:00過ぎに子供を学校に行かせたあと8:20には近所の整形外科の待合室で順番待ち。そうしないと9:00から30分弱かかるリハビリを始められずその日の業務に差し支える。ただこの朝の40分は「朝活」になる。すでに朝食も済まし朝いちのメー…

鈍感!!!

今日は子供に朝飯を食わせて学校に行かせた後は9:00からリハビリ。10:00前に帰宅後は家事、それから14日関連の準備などなどなど。ディスカサントとしては基本的にクラインから読むウルフがらみということに。ジョイス=ラカン方面はN山さんにこの際は全面…

ブレジネフ的ユートピア

以前から気になっていた佐藤優氏の一連の著作をアマゾンでまとめて購入しつついくらなんでもこのような非常事態では読み始めるのはすぐには無理かと思っていたのですが(マジでこの体調なら14日のオーガナイズ兼ディスカサントは無理かもとか弱気になってい…

11月14日の宣伝、あるいは精神分析とポストコロニアル

11月14日の宣伝をまずはここでします。作成したポスターにあるように、英語圏のラカン派精神分析が文学・文化研究において発揮すべき批評的な可能性(これは日本の英文学研究の苦手分野ではないでしょうか?)が特に見えてくる機会になるのでは、と大いに期…

おれはリハビリ中の庄司薫か

今日は会議がなければ休みの日で締め切り真近の論文の準備を首と肩の違和感と戦いながらしていると、今日はたまたま休みをとれたカミさんが週末のピアノの発表会のための猛練習をしていてその騒音との戦いともなる。曲目はモーツァルトのピアノ・コンツェル…

そろそろ本格的なpublicityをしないと

ジュリエット、というよりはJuliet Flower MacCannell教授から、11月14日のワークショップ用のファイルが届く。タイトルは The Writing Ego: Woolf, Joyce and the Feminie Subject。ラカンのジョイス読解を基本的な視点として、例の「性別化」とか「ララン…

鍼灸は最終審級ではないのか?

どうも研究室での爆睡時の姿勢――椅子に座りながら思い切り後ろに反り返り口をアングリ開けたままという――がいけなかったのだろうけれども、首から背中への違和感(一時は激痛)についに耐えかねて近所の鍼灸院の世話にここ数日なる。初体験である。当初の激…

途方もない絶不調

この1週間ばかり寝違えた背中から首の筋に電流が走る日々。インドメタシンをモルヒネのように虚しく塗りこむのみ。そろそろ整体か?今日は朝10時からの会議!(豪雨の月曜朝、横浜→吉祥寺の2時間弱の通勤・・・この時間の東横線の特急は名ばかりの代物であっ…

せ、せ、背中に電流が・・・

たぶん火曜の晩に寝違えたのか背中から首にかけての筋を違えたらしく体の向きにより電流が走る。両手でキーボードを打てない始末。痛い、マズい。そんななか、昨日はスターリン・カレーをいただくことに(Obviously, it's a historical mistake, or rather a…

図に乗って、さらに宣伝をば

すでに少しばかり宣伝しましたが、日本英文学会関東支部会の1月例会(2010年1月9日(土)@専修大学神田キャンパス1号館)でシムポジアウムをオーガナイズします。特に、近現代イギリス文化・文学研究に関心がある方にはぜひぜひご来場して頂きたい…

ついに出た!同人誌

id:shintakさんの最新エントリーで宣伝されて表紙の画像が出ていますが、かつてから企画していた同人誌『レイモンド・ウィリアムズ研究』が発刊されました。タイトルは広義に解釈してください。基本的にはRWの批評言語に触発された21世紀型の「唯物論」的…