2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧

おかげでそろそろ漲ります

29日日曜日のS木先生のレクチャーは予想に違わず刺激的なもの。ド・マンの「アイロニー」観の変遷、それと連動するベンヤミン評価、さらにベンヤミンの精読からド・マンの言語へ逆照射される議論。「媒質」「神的=絶対的なもの」「暴力」というベンヤミンの…

すでにして今年のベスト・・・

新年度にむけたキョーム委員的な業務の合間に細見本を読了。すでにして今年読むだろう本のベストの一つに入るはず。去年のベストの間違いない一つであったアガンベンの『例外状態』と当然呼応しながら。というか今の職業を「倫理的に」継続しものを考えてい…

細見本に突入

先日に申した細見本に突入。もし一読してよくわからないテクストがあればこのような密度と速度で読めばどうにか・・・というような妄想を与えてくれるような明晰さ。妄想とは自分自身の知力をしばし忘却させてくれるというほどの意味。しかし実際にド・マン…

ベンヤミンのいささか真面目な復習とか

どうにも漲らぬ低迷状態において藤本美貴の入籍に打ちのめされながらも29日のhidexi先生のご友人のS木氏のレクチャーの予習とかを風邪もどうにか治ってきたので再開。「言語一般および人間の言語について」の晦渋にだいぶ目を覚ましてもらう。このエッセイに…

まずい

旅行中に風邪をひいた可能性が。どうやら腹にくるやつ。発熱はないが節々が少々痛く食欲がほとんどない。今日はこのまま風呂に入ってひたすら寝よう。どうにもこうにも漲らぬ3月。

年度末のいろいろ

19日は卒業式。この4月から卒論の面倒をみた11人が無事卒業。卒業証書をゼミの教員がそれぞれ手渡すという形。終了後お約束で学生それぞれと写真。謝恩会みたいなものはなく、それで教員は解放される。研究室で29日のhidexi先生の講演の予習を少々。14:30か…

もとい

17日はコール関連の会議とか。結局19:00過ぎまで。今日18日は午前中から翻訳の続行。でも明日は卒業式だから大学に出る日。サボったら学生から人非人(にんぴにん)扱いされるだろう。まあ科会があるのでサボれないが。そろそろS木レクチャーの予習もしなく…

やはり仕事は無理だった

近所の少年野球チームの練習に子供を連れて行く。1時間弱も見学すればすむと思っていたところ、いきなり体験練習となる。小学生に混じり技量はおぼつかぬものの1時から6時までの5時間、ともかく同じメニューをこなしたのだからそれなりの体力があるというこ…

週末はお仕事はちょっと無理

金曜日は予定通り北欧料理屋の後は帰路へ。やはり悪い癖で菊名のバーでラフロイグのロックを2:00過ぎまで。翌日土曜日は保育園の卒園式が10:00から。ネクタイをしめて雨の中を出かける。正直最初の2時間くらいは中川大臣状態。スピーチをしろといわれたら「…

今日は明日はイヴェントフルな日です

1週間ほど会議がなく大学に来ないうちにアマゾンその他からかなり本が届いている。また狼協会の雑誌が電子化されるにあたり保存している分の破棄とか一部を運営委員長に宅急便で送ったりする作業とか研究費関連の事務一般もすます。紀要に書いた論文のゲラも…

少々上向きか

数日鬱々としていたり、二つの序文はやはり最初に来るのでその分のイムパクト(原文には大いにある)を保存しつつ、電車の中でも左から右に楽に読めるような明晰な(でも苦味をきかせた)日本語にしなくてはとか再度細部をいじったりしてジタバタしていたか…

相変わらず漲らずに

特に風邪をひいたとか花粉症がひどいとかいうのではないけれども知的にも体力的にも漲らずに困ったものであるが翻訳の仕事など。ここで書くわけにはいかないような個人的なことでストレスフルなことがあるとか新学期からの教務委員の予想される多忙がいつも…

お知らせ

id:takashimuraさんのところにより詳しいお知らせがありますが、ここでもお知らせします:■お知らせ■ 講演会アイロニーからゼネストへ――ド・マンとベンヤミン―― 講師:鈴木英明氏 (山脇学園短期大学)日時: 2009年3月29日(日) 14時〜17時場所:早稲…

翻訳ばかりでも

2日間の中断が入ってしまったが翻訳については訳し忘れていた序文のところも終わり註に突入。来週はあとでもう一度宣伝するが金曜日のイヴェントまでは仕事ができそうだがら一気にやってしまおう。土曜日は子供と野球をする約束をしたのであまり期待できない…

アドミニな生活か・・・

4日は今年度最後の教授会。その直前には科会。科会は卒業式の日にもある。ちなみに卒業式のあとの謝恩会の類はないそうだ。最後の教授会もたしか4時間を超えた。どれだけ時間がかかるかは司会をする学部長の性格が大いに影響するみたいだ。会の終わりに定年…

ヒトラー生存説

昨日は吉祥寺のキャンパスで来年度の文学部のパンフレット用の撮影を14:00から。容赦のない武蔵野の寒風のなかで新図書館を背景にしてコートを脱いだままゼミの学生2名とにこやかに歓談という図柄。「もう少し楽しそうに」「もうちょっと笑って」・・・そん…

イギリス20世紀後半文化史

昨日28日は三田で件のテーマにつき定例の研究会。名誉の負傷で北方方面で療養中のO貫士官のご同僚による経済(学術)史的観点から読むイギリス現代史(大戦間期からサッチャリズムまで)。特にケインズの経済理論(とその文化史的含意)を中心に。率直に色々…