相変わらず漲らずに

特に風邪をひいたとか花粉症がひどいとかいうのではないけれども知的にも体力的にも漲らずに困ったものであるが翻訳の仕事など。ここで書くわけにはいかないような個人的なことでストレスフルなことがあるとか新学期からの教務委員の予想される多忙がいつも潜在意識にあってその直前の貴重な数週間なのにぜんぜん漲らないとか色々あって鬱っぽい。そういえば関西方面のワルモノを自称する某先生の極めて精力的なお仕事を日々綴るブログがあるのだけれども突然なんの前触れもなく鬱の気色/景色が濃厚になってきたようで更新の頻度もてきめんに落ちている。小生とは比較にならぬ密度の仕事ぶりなのにとても突然に。たしかに鬱って突然やってくるのが怖い。来年度の小生の仕事は論文執筆の依頼よりも口頭系のご依頼が多いようだ。今日は腹先生@駒場(正確には現在はパリ)からメールを頂戴したが、10月半ばの精神分析系イヴェント@ペンシルバニア大学に遠征ということになりそうだ。例の(といっても衝動的に消去してしまった以前のブログをごらんでない方には申し訳ないが)チャールズがオーガナイズを目指している「アジア」をめぐる精神分析/思想系の学会設立を前提としたイヴェントのようだ。たぶん昨今の金融危機の影響だと推測しているけれども学会のオーガナイズにかなりチャールズが苦労しているみたいで宿泊費は出るがヒコーキは出ない可能性があるみたいだ。後者についてはどうにか算段しないとな。来年度職場でまさに「アジア」がらみで獲得しようとしている軍資金は間に合わないだろうから(ああ、これって小生が去年の9月に夏休み明けで呆けていて応募締め切りを忘れていた・・・H比野さん重ねてごめんなさい)。何らかの手を講じないと。たぶん去年台湾で会ったボブ・サミュエル@UCLAとも再開するだろう。そういえば11月に来日予定のマックネル教授@アーヴァインとボブは同じ精神分析系団体@西海岸に所属していたなあ。ああ、こちらは11月初旬であった。このオーガナイズもそろそろメールで。今頃研究室に届いているはずの次の本をそのために読まないとね:

The Hysteric's Guide to the Future Female Subject

The Hysteric's Guide to the Future Female Subject

ガイコクの学会に遠征とかエーゴのシムポのオーガナイズとかいう話になるとちょっとやる気が出てくるのはあまりにもとてもミーハである。なんとなく最近は北米とは縁ができつつあるがロンドン方面がぜんぜん・・・。2003年3月に帰国後くらいにはパイプがある程度あったのだがいまや切れちゃったなあ。ニホンの大学のセンセイとロンドンの大学のセンセイやらポスドクのフェロウとかではやっていることは似ていてもしている生活はぜんぜん違うからいつのまにかこういうことになる次第で。まあ禁欲的に年2本くらい英語の論文を書いてかっこよくボクハニホンゴノゲンコウナンカカキマセンとかいうスタンスを堅持すればこういうことにはならないのだが、まあそんなわけにもいかないし、来年度の小生のようにキョーム委員とかを2年とか言われるとねえ。そういえばこの教務委員がしばしば虚無委員に変換ミスになるのはキーボード的なシッサクコウイですか。

ということで3月中に漲らないとまずい。

追記:4月1日のプレイスメント・テスト実施のために4人ほどのお手伝いを確保するのが小生のキョーム委員の初仕事だったがどうにかさきほど無事にどうにか・・・とかすでにキョーム委員モードになっているのは良いことなのかどうかは俄かに判断がつかないところである。