少々上向きか

数日鬱々としていたり、二つの序文はやはり最初に来るのでその分のイムパクト(原文には大いにある)を保存しつつ、電車の中でも左から右に楽に読めるような明晰な(でも苦味をきかせた)日本語にしなくてはとか再度細部をいじったりしてジタバタしていたから、注釈のところの翻訳が予定通りに進まず。しかし序文のファイルを送信したところ編集のHさんから「辛辣でいいですね」というお返事がすぐに返ってきて少々安堵。13日の富山講演@吉祥寺までにはとか言っていたが、20日に旅行に出かけるまでには・・・という感じになってきた。月末はいろいろイヴェントがあるから。しかし2章の訳稿には部分的に不完全なところがあるので最終的に仕上がるのはやはり月末だろうか。校正にどれくらいかかるかは未知数。今日はまあ目処がついたところで著者のTodd Dufresneに日本語版への序文をメールで依頼(もともとは彼が書くと言っていたものだが)。速攻で返事が返ってくる。作業の遅れを詫びたが、労を多としてくれてこれも安堵。久しぶりなのでネットで彼を検索してみたら、どうやら勤務先 (Lakehead) でなにやら特権的な教授職にあるみたいだ。まだ若いのに哲学科のchairをやらされると以前言っていたが。紹介のところでは彼の主著であるこの本が日本の有名学術出版社から近刊とある。ずいぶんと各所に迷惑をかけたものだ。

追記:おっ、『Web 英語青年』が始まっている。
http://www.kenkyusha.co.jp/modules/03_webeigo/