いざ量産体制へ

昨夜(正確には本日未明に)書きあぐねていた羅漢方面の原稿を送信。夏にペイパーで読んだ原稿にかなり手を入れようと思いいつまでもグズグズしていたが結局はほとんどそのままという結果。まあ、このテーマ系は吉祥寺の某研究所で獲得が予想される資金と直結するので、この資金獲得は論集の出版が義務なので、近い将来にどうせ再論となるのは必定。と思って送信。就寝が午前5時くらいで起床が7時。8時5分には集団登校の引率をこなしたあと吉祥寺へ。朝10時からの英語カリ改革関連の会議のため。昼に終了後の昼食後は2時間さすがに研究室で爆睡。

その後は明日の三田の演習の準備。modernisim, gender, and passingという問題系で、Joan Riviere 'Womanliness as a Masquerade'(1929) を読む。まあエディプス理論と歴史の相互交渉みたいな感じになるか。バトラーが『ジェンダー・トラブル』でやったリヴィエール批判にもちょっと言及しようかなあ。まあ、小刻みにジャンル横断的に複数のテクストを読み「英文学演習」はそれなりに良いみたいだ。

その次は熱心な受講生の卒論のテーマと直結するので、Hemingway The Garden of Edenを読む予定。テクストは以前ご紹介したこれ:

Gender in Modernism: New Geographies, Complex Intersections

Gender in Modernism: New Geographies, Complex Intersections

これはなかなか使える。

どうにか後期も本格的に始動し始めて、8月から9月いっぱいにかけてのおかしくなった「脳」もいちおう正常に作動し始めている模様。

今月は国立方面の原稿を今週末から本格的に(明日は移動日、水曜は会議日、木曜は予習日、金曜はゼミとコンパで目一杯)。その後は「文学とファンタシー」論集の原稿。

追記:この前のエントリー「モモ研と沢尻エリカ」の背景には「モモ尻娘」がいることはいうまでもない。