国立方面作戦は橋頭堡を築く

この3連休は奇跡的というか例外的になんの用件もないので国立方面の原稿の仕上げに専心する。本来は7月初旬の講演のために書いた読み原稿があり、場所も場所だし聴衆も聴衆であったので、かなりの緊張感でその原稿を書いたので、いざ活字化の原稿にする際には比較的に楽な作業となる。どうにか一通りは終わる。あとは文章細部の推敲といささか細かい註をつけることにするが、後者はなかなかに時間がかかりそうで、最終的にファイルを送信できるのは次の週末(17日)くらいになるか。明日一杯とあとは講義と会議の合間にどうにか。来年は週3日の出講に戻すぞ。

今日は村山さんの命日である。村山さんの同僚でもあったOさんがいまサバティカルでロンドンにいて時々小生にメールをくれるのだが、数日前にそのOさんの夢枕に村山さんが現れていろいろと世間話をしていったそうである。Oさんの話ではOさんとH比野さんとか吉祥寺の英文科の(相対的な)若手が車座になって話をすることになったそうである。このOさんは体質的にこういうことがよくあるそうである。小生は唯物論者であるがこういう話をふと信じてしまう(believe in)ところがある。

金木犀の香りが心地よいが、どこかそこにそれだけではない感じを抱いたのは、3年前のこの時期の記憶とつながるのだろうか。