濃くなる職場の空気

昨日は職場(文学部)の忘年会。吉祥寺の某店を貸し切っての立食。酒、料理ともなかなか。いろいろなひとといろいろな会話。来年度から学内の研究費でやるプロジェクトにお誘いしたいようなテーマでやっている他学科の先生とか、いろいろ。ここの文学部はあまり酒を飲むような人もなく全体に淡白な感じとの印象があったが、じつはぜんぜん・・・ということが最近わかってきたが、昨晩の盛り上がり酩酊度も予想以上。と同時に人間関係の諸々やそれへのコミットメントなどがどんどん濃密になっていく。これはいいことなのか、悪いことなのか。濃密な関係にちょっと距離を置く傍観者という立場が一番理想的なのだが、最初の職場@赤坂では見事に濃密の中心にいることになったが、次の南大沢ではこの理想にかなり近くてその意味快適であった(大御所ばかりで中心にいようにもいられない)。吉祥寺ではなんだか赤坂化してきているようで怖い。どうも過去の経緯を仄聞でしかしらぬ小生としてはいかにもリバラル左派的な良識派というか調整型というかそんな感じになりそうだ。それにいまの役目柄からして事務量がすごい。数年後のサバちゃんがなければとっくに心が折れそうなこともある。

卒論はこれからがヤマ。土曜日はあさいちからプレイスメント・テストの監督だが、午後にはavailable。日曜は家でファイルを修正。月曜は会議が二つでその合間に最後のチェック。火曜がしめきりだが、月曜には出すように指導している。マジで自分の勉強をする暇がない。

最近は通勤でこれ:

関係する女 所有する男 (講談社現代新書)

関係する女 所有する男 (講談社現代新書)

生物学的ジェンダー論のトンデモ本を次から次へと叩いているうちはいいが、まだ読んでいない後半の本題はなにやらアヤシイ感じが。しかし例のモジャモジャ頭の脳のセンセイなどのインチキが暴露されつつあるのは最近になく愉快である。