献本深謝
まずは畏友のhidexiさんからジジェク本を:
- 作者: スラヴォイ・ジジェク,中山徹,鈴木英明
- 出版社/メーカー: 青土社
- 発売日: 2010/02/25
- メディア: 単行本
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ここしばらく知的に退廃を極めていたので、いささか重くて大きいがこれをしばらくの通勤の友にしよう(重くて大きいのは懲罰と考えよう)。ジジェクの議論って「考えるヒント」というか疑いなく知的なカンフル剤になるので、いまの小生には有難し。なによりも知的=政治的に元気をもらえるのがよい。ハイデガーの章から読み始めるか。そういえば「精神分析系読書会」のオーガナオズもそろそろしないと(もう3月だ)。
もう1冊はたしかラカン協会で一度だけお目にかかった著者から献本いただき甚だ恐縮する:
- 作者: 大野英士
- 出版社/メーカー: 新評論
- 発売日: 2010/03/01
- メディア: 単行本
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著者がパリでクリステヴァ教授の指導の下で完成した博士論文に準拠した大著。実証的な思想史が、アングロ・アメリカ的なPC=青臭い書生風の歴史主義に堕さずに、洞察に溢れた思想=政治的強度を帯びた書物となっている様子。すぐには残念ながら読めないが、できるだけ早くに。
本日は朝から会議。午後は暫しの午睡の後に、海外出張報告書、個人研究費関連の書類作成などの事務仕事をひとしきり。各種の研究資金にいささかの残額があるので、買い残した本をアマゾンでチェックし購入とかも。その後は職場の論集の3校。なんと3校なのに単純なタイポが6箇所も。やはり小生しばらく頭がおかしかった模様。いくらなんでもひどい。ともかく当面はRWの翻訳に全力を尽くさなければならぬ。
ちなみに新たなフロア・ランプを購入し、小生の吉祥寺の研究室は完全に間接照明となり、醜悪なる蛍光灯から逃れることができた。なんとなく出張先のホテルの一室で仕事をしている気分。まあ、バカと思ってください。
追記:ちなみに購入したフロア・ランプはこれ:
http://item.rakuten.co.jp/marumitsu/mfk-1071-176/
デスクのランプ2つとこれでなかなかの感じになります、研究室が。