夏はやはり忙しくなりそう
10月のオランダ方面作戦は決定の模様。ジュリエットからメールが来る。revolution; representation; death-driveを鍵語の思弁となるわけだが、まさに表象=代理の危機が再再再・・・笑劇化しているのだし。例の悪評紛々のエッセイをどこまでelaborateできるのだろうか(このイヴェントに関しては実務的にじつは途方もない失敗をしている)。会議の名称としては:
October 2010 meeting of the California Psychoanalytic Circle in conjunction with Jan van Eyck Academie's conference on Ideology Critique
となるようだ。なんだかつぎの在外アメリカかなあみたいな気分にすこしづつ。冷戦読書会@国立に出ていてもアメリカが面白くなってきたし。以前から
O田さん@学芸大にやれやれと催促されているトリリングを中心としたNew York Intellectualsとpsychoanalysisというテーマもwell worth doingだしなあ。この連中とBloomsburyの勉強でまさに虎モダということにもなるし。ともかくMary Jacobus (Cambridge) is retiring very soonという情報は秋元優里の熱愛報道以上の衝撃があったぜ。
そんななか『思想』2010年第6号の特集「来るべき精神分析のために」(アマゾンで当該号は出ない)は思弁と臨床との(安易な言い方をすれば)弁証法についてあらためて考える機会となるし、濃密な座談会での議論の細部にはかなりドッキとする視点がある。Bionの勉強進んでいないなあ。
ご献本についてはK並さんから。ありがとうございます。K並さんにはだいぶ申し訳がないことがあるのに恐縮です:
- 作者: ルイサラ‐モランス,馬場智一,柿並良佑,渡名喜庸哲
- 出版社/メーカー: 月曜社
- 発売日: 2010/05/24
- メディア: 単行本
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この暴力論叢書にぜひという企画があるのだが、そんなことを言い出すような余裕がないのが情けない。
追記:そういえば9月の末にはRW関連の国際会議@東京もあった。最近すこしご無沙汰のRW関連の勉強もこれを契機に再開しないと。オランダ方面は10月の最初だからこれはかなりのスケジュールだ。
追記2:失礼しました。O河内さん@東北でした。