あっという間に1週間が

という次第でろくに仕事も進まぬまに1週間が経過。幸か不幸かサッカーには人並みの関心しかないのでワールドカップの誘惑には勝てる気がしているが、ともかく6月の残りは仕事がたまって仕方がない。20世紀後半教科書、リレー連載、あと本日例のみすずの翻訳の2校が来たり。翻訳については担当のH田さんのおかげで2校にはそれほど時間はかからないようだが(初稿、2校とも訳稿それ自体へ大幅な筆を入れずにすみそれはよかった)。しかし今日金曜日は夕方から組合の大会(執行委員なのでけっこう大変)、土曜日はゼミの父兄が面談を希望している(中高みたいだ)、それが終わるのがたぶん5時過ぎなので大幅に遅刻して新自由主義読書会@国立、日曜日は地元の消防団関連のイヴェント、来週も組合の団交とか委員会関係とかかなり過激になりそうなゼミの飲み会とかが週日にあり、週末も業界関連のイヴェントで埋まっている。かなり危機的なスケジュールといわなくてはいけないだろうなあ。ともかく前期のうちに翻訳が刊行されるわけで、それはかなりの安堵であるが、まだまだこの方面には先がございます。翻訳のタイトルは若干の変更があります:
http://www.msz.co.jp/book/new/
ともかく典型的なリベラル・ヒューマニズムからのフロイトのメタ心理学の苛烈な批判の書であるばかりか、それに関する批評言説への実証主義史学からの弾劾の本でもあって、この本の翻訳をする小生のスタンスそれ自体もとってもリベラルな次第であるが、翻訳をしてみてベタな勉強になったし、なかなか読ませますので乞うご期待。