日常の回復

妻子が家にいて(妻はwork at homeで子は給食もなく昼過ぎに帰る)家事などをしながらその合間にネットなりテレビなどで日々の報道に接しているよりも、終日一人になって仕事をしている方が職業的な日常を確保できる感じである(家事の量は激減するし)。デリダマルクス論はいよいよ面白くなってきた。またある論集の2本の長尺の論文の3校もかなり厄介なものだけれども手をつけ始めている。しかしこのままでは4月の新学期目前にマーストリヒト作戦の論文化が終わるか不安になってきた。安易に引きうけてしまった「冷戦」とアメリカ白人中産階級とオールビー論文の準備は5月には始めなくてはならないだろうし。まあ、来年度は事務量@吉祥寺は減るはずだからどうにかなるか。これらの仕事と同時進行しなくてはならないだろう来年度のメイン・イヴェント的仕事もあるし(本格的には夏休みが中心になるか)。それと同時に2012年4月からのロンドン・プロジェクトの準備も始めないといけないなあ。そういえばイギリスの入国管理がめちゃ厳しくなっていて、その事務量が半端じゃないらしいし。フラットは2011年から在外の同僚の先生が借りるラッセル・スクエア付近(!)のフラットを引き継げるかもしれない。行き先は最近になって変更を考えロンドン大学の某コレッジにアプライする予定。

追記:さきほど学部長から同僚(他学科だが)の訃報がメールで来て驚く。お年といえばお年だが、しかし。今年になってからもお話をいささかしたりもした。