The Criterion
イギリス「戦間期」研究の第1級の資料として購入を考えていたこの雑誌の一揃い18巻を現実に購入し、研究室に届いた現物を眺めてみる。前任の都立大学の人文学部の書庫にはあったので時々参照はしていたが。Eliotの同時代への目配りというかその独特のeditorshipについて熟考しなくてはならない。ともかく手元において一度かなり真剣に読まなくてはならない。ロンドン・プロジェクトとも関連するし:
- 作者: T. S. Eliot
- 出版社/メーカー: Faber & Faber
- 発売日: 1967/06/01
- メディア: ハードカバー
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このあまりにも言説的に豊穣なテクストの嵩を考えると、ここからどれだけのものが自分に書けるのかと、武者震い(和風マッチョですいません)がしてくるというか元気がでてくる。
こんな本も以前に眺めたことがあったなあ:
The Criterion: Cultural Politics and Periodical Networks in Inter-War Britain
- 作者: Jason Harding
- 出版社/メーカー: Oxford Univ Pr on Demand
- 発売日: 2002/06/20
- メディア: ハードカバー
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日本関連のプロジェクトでも「保守」ないしは「右翼思想」がテーマだし、イギリス戦間期のプロジェクト(これはイギリス近代の「批評」という主題の一環であるが)においてもそんな様相を呈してきたが、だんだんミイラ採りがミイラとなり(「右翼萌え」してしまい)ミウラさん@国立に「このウヨク」と面罵される日も近いのか。
4月の末の支部会の例会@吉祥寺の関連でメールが行き交うが、開催の可能性について少々不安になってきた。結果がわかり次第もちろん支部会のHPでもお知らせするが、ここでも速報します。しかし早稲田や成城では前期の授業開始が5月に入ってからだそうで、もし半期15回を遵守すると前期の最後は確実に8月になるが、計画停電は確実にあるわけで、いったいどうなるのだろうか。