サバちゃん@ロンドン、後期の出演予定

2012年4月からのサバちゃんの行き先についてはいささか迷走してしまったが、最終的にはロンドン大学の某研究所のvisiting research fellowshipにapplyすることにする。そのために2つのreferencesが必要なので、トッドとジュリエットにお願いしたら快諾してくれた。たしかに普通のvisiting scholarよりは滞在時の待遇は良くなるし、滞在時の研究成果を出す義務があるので、勉強のし甲斐はよりあるし、社交という点でも良いかと思うし。うまくいくことを願う。

9月の最初の1週間にロンドンにリサーチに行く予定だが、考えてみれば半年ぶりのリサーチである。ブルームズベリー関連のアーカイヴに沈潜してこよう。例の暴動は治まったようだが、かなり愉快犯的な要素もあるようだ。その分保守党の政策の影響の根は深いわけで、もう少し日本でもネオリベ的な「保守」なるものが若い世代に与える心理的な影響について真面目に考えるできであると深く思う。ともかく最近日本の政治屋たちが堂々と「保守」という言葉を積極的に使用する傾向がある。

ロンドンでの住まいは、今現在学部の同僚が住んでいるなんとラッセル・スクエアに至近距離のフラットになる予定。9月には現物を見ることになっている。これで小生も住所だけは「ブルームズベリー・グループ」になるのか。

とてつもない酷暑だが、毎日夕方ちかくに90分ほどのウオーキングを敢行。お陰で体重は安定し体調は万全で日焼けまでしているが、勉強はなかなか進まぬ(ジュリエットに聞いたら8月の末までに出せば、間に合うそうだ。カリフォルニア系の精神分析のかなり重要な雑誌の特集号みたいなので、どうにか奮起しよう)。これと出版プロジェクトがあるのだが、後期には狼、羅漢、両協会への出演、なんと職場のアメ文系の論文の締め切りとかがあり、本当にこんな感じで大丈夫なのかしら。