本の宣伝

まだアマゾンには出ていませんが、本の見本が出来たので、ご披露いたします:

装丁に使用したのはパウル・クレー《隠者のような子供(Kind als Einsiedler)》(1920)です。1920年という「快感原則の彼岸」の出版年、子供というモティーフ、戦間期モダニズム、この絵に漂う不気味さ、などから選びました。かなり自己満足しています。

カバーソデ(折り返し部分)の紹介文の最後の一行に誤植があってしまいました。「精神分析」が「精神文学」になっています。装丁の出来に感動し、思わず校正のときに見落としてしまいましたが、まあご愛嬌と言うことでご容赦ください。

2月末には出ますので、乞うご期待ということで。