宣伝2

目白方面から献本が。ありがとうございます。


ウィリアム・モリス通信 (大人の本棚)

ウィリアム・モリス通信 (大人の本棚)


日本で「ありうべき英文学」を示唆した貴重な本だと思う。いまだからこそそこには色々な示唆が含まれていると思う。過去に埋葬された可能性としての未来というか。拝読するのが楽しみです。学部から院生時代にこの中のいくつかの文章を読んだ記憶もあるが、いま読むとぜんぜん違った読解になるのだろうなあ。


この本と並べるのは気恥ずかしいが、元来の面の皮の厚さから、自己宣伝を。なぜかアマゾンでは装丁のクレーの図版が出ないので(なぜだろう)、楽天のも並べます。アマゾンのページでは図版は見えるのにね。


死の欲動とモダニズム―イギリス戦間期の文学と精神分析

死の欲動とモダニズム―イギリス戦間期の文学と精神分析



4月からロンドンなので、まあ、なんというかキリのよいことが最近続いている。懸案のヴィザは10日で取れたので、来年度に渡英の人には指南できることもあるかと思う。それよりも10年放置したバークレイズの銀行口座をreactivateできるのか、その点指南してくれる人がいればいいなあ。


こんど滞在する研究所のDirectorがウェルカム時代の旧知の方なのだが、とても親切でもしかしたらvisiting professorという待遇になるかもしれない(申請してくれているので落ちる可能性もあり)。そういえばロンドン大学本部の某研究所のresearch fellowship落ちたものなあ。Englishの研究所なのだが、貴兄のprojectはここでの研究とfitしないみたいな文面で落とされたのだが、定型の断り文句なのか否かわからないけども、まあ通常のEnglishからは逸脱はしているし、それを目指しているのだけれども。


吉祥寺方面はいろいろとあまり良い意味でなく煮詰まってきた感じもあるので、4月からのロンドンは神の配剤か(ってこれで字はあっているだろうか)。あそこもガヴァナンスとかいってどうやら困ったことになる気配だ。