週末のロンドンは雨模様

昨日の土曜日も今日の日曜日もロンドンは基本的には雨のち曇りのどんより系。朝は早くからテレビのセッティングをしてどうしてもBBCが入らないというあり得ない展開。その後に昼前からのBLで、朝食を食べる暇がなかったので、BLのcafeでインド風野菜カレー。なかなか美味。旧宗主国ということかロンドンのインド料理には東京はぜんぜんかなわない。Sonuさんに魚介専門のいちおしのインディアン・レストランを教えてもらっているので今度いって偵察をしてこよう。Bobにテレビの件を相談したら、Georgina宛の手紙をcollectするついでに月曜の午前中にflatまで来て見てやるとおっしゃる。彼のUCLのofficeから小生のflatまでは徒歩10分以内。なにかデフォルトの設定が違っているのか。exactly followed every instruction given in the manual (which is quite simple) なのに民放系しかだめなのはいかがなものか。アンテナをupdateしていないと云々とあったがここはFoundling Courtの共同アンテナのはずで、ここの住人はBBCを受信しているはずなのだが。

その後はいろいろと日用雑貨で必要なものがあるのと、やはり歩かないと気分が良くないので、まずはBLから出発してTottenham Court RoadをOxford Street方向へ歩き例のMUJIRUSHIで買い物。カーペットのほこりを取るロール状で粘着系のやつ(ねこを買っている人が洋服についた毛を取るときに使う通称「コロコロ」って描写で通じるか)を購入。flatのhoover(ってイギリス語?)はいかにもイギリス風の無骨で重くてあまり吸い込みがよくなさそうで、日々出動には厳しいものがある。例の日本で評判で自宅@横浜で使用しているdysonでも買うか:

http://www.amazon.co.uk/s/ref=nb_sb_ss_i_0_5?url=search-alias%3Delectronics&field-keywords=dyson+vacuum+cleaners&sprefix=dyson%2Celectronics%2C180

イギリス人がhooverとよく言っているのでそう言ったが、イギリス語でもvacuum cleanerと言うのか。しかし200ポンドを超えるのか。ちょっと考えもの。これはつぎのtenantへのpresentになるけれども。それから部屋の消臭用のスプレー(green tea系)。自宅で2回毎日自炊していて、またgarlicが好きなものだから、また換気があまりよくないようなので、なんだかときどき気になるので。あとごま油を使用した後はかなり部屋中に「残り香」が充満する。あとはorganic soapとか。そういえば包丁が切れないので困っていたのだがWaitroseに15ポンド程度のがあったので最近購入。さすがに最初はよく切れる。

その後はOxford Street付近の猥雑を避けてMayfair, Sohoあたりを意味なく歩く。それこそ20年ぶりにLibertyをぶらっと。ここは建築を含めてHarrods, Selfridgesとは明らかに違った路線を目指しているのがわかる。いろいろと印象を抱く。

夕食は中華街で。この前はひどすぎたので、あれではあまりにも悲しいので、以前に行ったことがある店に。結果は80点を超える。注文は比較のために、sour soup, マーボ豆腐、scallop and seasonal vegetables。炒め物は塩加減が雑で78点だが、マーボはなかなか深い味になっていて87点、スープも同断で88点。17:30くらいだがgroudfloorはすでに満席、空いていたbasementに。そこもすぐに満席。ふと気がつくと周りは全員Chenese。たしかに味はかなり良いはず。だが紹興酒は置いていない。しかたなくシャルドネ系のグラスを2杯。中華とワインという組み合わせはあまりピンとこない。たとえば、寿司とワインという取り合わせもあまり好きではない。断固日本酒が良い。たとえば日本なんかで馴染みの寿司屋にワインを数種類も持ち込んでいろいろと講釈をたれているバカがいるが、そういうやつに限って白しか選んでいない。たとえばトロやブリなどの脂身を(とくに冬場に)楽しむのならたとえばボルドーのミドルボディーくらいでないとワインが負けてしまう(日本酒でぜんぜん問題ないけれども)。そういうバカに限って寿司屋のカウンターでタバコを吸ったりしていて二重の意味で犯罪的で、その場でもし法律がなくてピストルがあれば即射殺に値する。まずはたばこは周りに迷惑。あとタバコはワインの味を殺してしまう。小生、喫煙者を迫害する者ではないが、この場合は許せない。夜は意味なくHarrison Fordの映画を2つも見てしまう。例の逃亡者系の映画版とアーミッシュ系の映画。後者のあまりの物語的定型にかなり呆れる。しかし「アメリカと暴力」という問題系を考えるときに「警察」という制度が帯びている特殊アメリカ的な意味についてちょっと素人的な感慨を抱いたり。

今日日曜日も同じような天気。昼前からUCLのmain library。さてどうするか。