久しぶりにシーフード・パスタ

今日は午前中に事務的な用件でBobとUCLのCafeで1時間ほどお話をする。フランスでholidayをsummer houseにて夏を過ごしたお土産にワイン(白)。Domaine Horgelusなる銘柄。値段はreasonableだが味は断然というお話。

その後はBLでRW関連。RWを通じてFreudを読み、それをRWにさし返すとどうなるか、みたいなことを考えてみる。しかしThe Long Revolutionという書物、formidableだよなあ。というかこれをformidableと思わせることはなになのかを考えてみたほうがいいのかもしれない。RWのなかにRWを通じて読んだFreudをさし返してみると、この書物をどう読み返すことができるのか、をしばらく考えてみよう。そんな考えが別の仕事にも思考を波及するような感じ。これまで漠然と考えていたことにいくらなんでもなんらかの形をつける時期であることに気がつく。まあ宿題として。自分の年齢を考えると実働10年だし。でも過去10年間考えていたことは徹底はしていないが無駄でもないのかなあ。

Bobがくれた白ワインに合う料理として小生がsea food pastaと言ったらperfectということなので、さっそく夕食に作ってみる。結論:ワイン、完璧!に美味(Bobはやはり元手をかけているよね、とくに贅沢でなく場合によってはtable wineでもOKな感じだが、なんともバランスのとれてfreshな感じ、これまで遭遇した白ワインではトップ何位というかなんというか。しかし単純に日本で飲んだものと比較できないのは、このワインの「地元感」であって、以前にポルトガルのある漁村のレストランで飲んだ白を思い出す感じもするが、それよりも洗練されているのは確かで、ともかく小生の表現力の限りはそんなところ)。久しぶりのsea food pastaもなんだかうまくいってしまった。今回のロンドン生活の序盤のような初心に戻って「美味しい!」と一人感動するのは、なんだかいとおかし(と同時にさみし?)のか(古語の「おかし」には現代語の「さみし」はどの程度混入してるのか)。

ロンドンはもうどんより系の晩秋の風情。雨も降ってきた。BobにThe summer in London is over at last todayと言ったら、It isというお答え。ついに後半戦だね。