おお、ナチス本部のハーケンクロイツが・・・

東部戦線いよいよ作戦終了間近。最後の章を例のニーチェからの引用箇所以外は訳稿が原則的にできる。ニーチェからの引用(『悲劇の誕生』と『人間的、あまりに人間的』)はちくま学芸文庫版の全集で場所を特定し、日本語テクストも手元にある。残りは2頁のAfterwordを訳出すれば、いささか長い註を除きいちおうの完成。3章冒頭のショーペンハウアからの引用はフロイトが例の「ハリネズミのパラドクス」として引用した箇所なのだが、白水社の全集だとどこにあるのかまだ特定できていない。いろいろ検索すると単行本の『随考録』にこのテクストが収録されている。この本なら近所の日吉にある。しかしGoogle Scholarがなかったころはこういった作業は大変だったわけで、便利の一言に尽きる。というしだいで明日というか今日(ああ、もう3:30・・・8:00には遅くとも保育園へ子供を連れて行くために起きなくてはいけない)は、残り2頁の翻訳をしてしまおう。大して英語として問題があるところもないようだし、調べ物も格別にないようだし、ニーチェからの引用も日本語テクストで場所を特定したし、まあ、あしたナチス本部のハーケンクロイツを砲撃しよう。ヒトラーはいまごろエヴァ・ブラウンと最後の晩餐だろうか。この分だと3月半ば前には註の部分を終えて、4月前からウェールズ方面作戦に転戦できるはず・・・。