イギリス20世紀後半文化史

昨日28日は三田で件のテーマにつき定例の研究会。名誉の負傷で北方方面で療養中のO貫士官のご同僚による経済(学術)史的観点から読むイギリス現代史(大戦間期からサッチャリズムまで)。特にケインズの経済理論(とその文化史的含意)を中心に。率直に色々と勉強になる。ネオリベラリズムとニューリベラリズムの違いなどこのレクチャーを受けなければずっと無知なままであったろう。会終了後ムトウ参謀長による本作戦の指揮系統における大幅な世代交代についてのご提案。一同了承。shintak士官やO貫士官らを代表とする青年将校の今後の活躍が期待される。また会の途中で中京方面からI倉士官も視察のため三田方面作戦本部に合流。その後は近所の中華料理屋で懇親会。次回の作戦会議はI倉士官のレクチャーが中心になるだろう。3月最終週か。話題はもっぱら名誉の負傷で療養中のO貫士官のことに集中。ソヴィエト軍スパイによる謀略ではなかったかという見方も出る(うそ)。懇親会二次会も三田で。山口県出身のshintak士官が強く推奨する山口産の酒「獺祭」を痛飲。美味なり。小生は本日は二日酔い気味なのでこの段階でかなり酒が回る。電車で真面目に帰宅。東横線で爆睡したら酒が醒めたがこれ以上飲む体力もないのでそのまま帰宅。ここ数日の東部戦線における激戦で平均睡眠時間が3時間程度ということもあり疲労が蓄積していることが明白。本日は昼前まで寝かしてもらう。昼食後も疲労が体の底に層をなして堆積している感じだが、子供が「パパ野球!」と強くかつ執拗に主張するので近所の公園までいく。断続的に小雨が降る中、バッティング練習など。右バッターとして軸足である右足に重心を乗せて球を十分手前に引きつけてからあごを上げずにシャープに振りぬくことなどを伝授。その際に頭を動かさぬことも。まあ6歳児の割にはうまくできたのでは。ただ性格がどうも体育会向きではないような気もするので、小学校入学後に地元の野球チームに入るか否かは未定。そんなこんなで運動していると疲労が軽減した気にも。帰宅後は子供がしまじろうで勉強を始めたので小生は菊名駅改札前の東急ストアーで夕食の買い物。和食系統で。マグロの赤身、切干大根、うざく、茶碗蒸しなど。夕食後子供を風呂に入れるが、どうも風呂湯沸かし器の調子がよろしくない。通常の3分の1程度の湯量で「お風呂が沸きました」とおっしゃる。困った。就寝前までは訳稿後半の文体的手入れ。明日は昼過ぎから文学部のパンフレットの撮影があるので吉祥寺まで遠征しなくてはいけない。今晩中に翻訳の方、片をつけよう。

追記:訳稿のファイル送る。二度ほど(箇所によっては三度)通して読み、通りの悪いところ、意味が明晰でないところ、文体的な細部の統一などなどの微調整を。ともかく電車の中で読んでも活字を追う順に意味が頭に入るような訳文を目指しているが、小生の修行不足、著者の論理が必ずしも滑らかでない、などの理由から納得が必ずしもいかない部分もあるが、この辺は自分でいじくりまわすよりも編集のプロのごらん頂こうとか思っての送信。ああ、あとはあの衒学的で攻撃的でかなり長い(17頁)註が残っているなああ。