アドミニな生活か・・・

4日は今年度最後の教授会。その直前には科会。科会は卒業式の日にもある。ちなみに卒業式のあとの謝恩会の類はないそうだ。最後の教授会もたしか4時間を超えた。どれだけ時間がかかるかは司会をする学部長の性格が大いに影響するみたいだ。会の終わりに定年および異動でお辞めになる二人の先生のスピーチ。その後に年度最後ということと任期が切れ退任するということもあり学部長が挨拶。過去4年の間いささかの経緯があるようで(その一端を小生は直接知っているが)異例の内容のスピーチ。ほっお〜〜。この教授会で来年度の各種委員の(決定版の)名簿が配布される。小生は全学レヴェルでの(文学部を代表する)教務委員を拝命いたしてしまう。よく見ると全学教務委員会に出るのはヒラの教務委員(小生)以外は学部長とか教務委員長とか各専攻の主任とか大学の理事とか評議員を兼務するような偉い人たちだ。特に来年度からの学部長は実務型のいかにもかみそりのように切れそうな社会学の先生だし、教務委員長は文学部のスター教授的存在の江戸期の漢文を専門とする先生(この先生は今年サバティカルなのでまだお目にかかっていない)。着任2年目でいきなりこんなにアドミニな生活ですか・・・・・・。勤めている大学の実情を裏情報などを含んだ密度というか濃度で知ることは悪いことではないが、やはり文学部の教員定数が45名程度だといきなりこんなお役目が回ってくるのですね。ちなみにあの村山さんはこの教務委員時代に突発性難聴で入院している。いささか気が遠くなりながら(こういう忙しいときにこそ妙にファイトが沸いてきてたくさん仕事がしたくなるのだが、まあ寿命を縮めるようなことになるのだろうね)。教授会終了後は組合の集まり。駅南口近くの雲南料理の店で紹興酒を飲みながら。いろいろ大学というか学園全体について新たな知識を得る。流れとして少々深酒か、という感じあったが、二次会の店がうまく見つからず、結局駅南口すぐのルノアールコーヒーゼリーとか。全員懐旧の情を抱く(オレは卒論はルノアールで書いたなあ・・・ボクは渋谷のライオンでよく勉強してました・・・そういえば本郷通りにはいまだに・・・とかとか)。都立大時代の話題から半ば必然的にI原知事が話題になる。この方の若いときのテクストになかなかに読むべきものがあるとのH比野さんのご指摘が印象に残る。23:00頃吉祥寺駅改札付近で解散。みなさんというかここの大学の教員は大概は近所にお住まいだが、小生だけ井の頭線で遠距離帰宅の孤独。帰路は爆睡。菊名の到着後カミさん依頼の買い物を東急でした後はいつもの悪い癖でいつものバーへ。2:00過ぎくらいまでぼーっとラフロイグのロックなど。まあまっすぐ家に帰っても仕事にならないしといって中途半端な酩酊だとすぐに眠れないし・・・とかいくつかの口実はある。翌日の木曜日はなんだか疲労して仕事にならない。先延ばしにしていた各種雑用などを。数年後の自分の仕事の仕方を最近は具体的に見越しその準備みたいなことも始める。やはり小生はこの方向性は向いているはず、とか。完全な独り言。