初非常勤日

昨年度まで金曜だった三田〜池袋方面の出動を今年度は思いつきで火曜にしてみたが、そのせいかどうかは分からないけども受講数が激減。三田のほうは8名程度(演習)、池袋は20名弱(講義)。後者については有難いことに院生を含むリピーターが過半数ということで、逆に言えば新顧客が少ないということ。前者については同時刻のほかの演習を追い出され1時間遅れで流浪してきた数名を無慈悲に峻拒する。どうも非常勤先では学生に対する態度が厳しくなる傾向があるのだろうか。両者ともかなりレヴェルの高いことを目指すので、それに耐えそうにもない学生はお互いの幸福のためにお断りするほうがかえって親切だと思う。三田のほうは南校舎が工事中のためか教室不足で、キャンパスの外の仮説校舎に配置されたが、ここは信号を渡ったり、利用する三田線の駅から遠かったり不便至極なので、いつになく少人数ということで教室変更をお願いしたら第一校舎の教室になった。この建物好きなのでラッキーということで。三田では英語をガンガン読むという演習にするのだが、はっきりいって英文科の学部で英語を読むということに限界を感じつつある。やはりゆとり教育の影響なのか。しかしこれまでの教師生活で少なくとも学部で英語を読むということでよい意味で驚かせられたことがあまりない。なんというか自分の企業努力を棚に上げつつ勝手を言えば英文科的教育になんだか限界を感じることが多くなってきた。英語を読むという意味で。