火曜の読み原稿がどうにか

火曜のディスカッサント@駒場用の読み原稿を朝から晩にかけてどうにか書き上げる。ともかく非常に洗練されたラカン的な読解に真正面から反応などできないので――当日は腹先生をはじめラカンのエクスパートがいらっしゃるだろうから――小生としてはthe subject's separation from/fusion into objectsという重要なラカン的な論点とクライン的なthe simultaneity between oral introjection and anal projectionを並置してみたときになにが見えるのか(見えなかったらすいません)、その脈絡でエクリチュールとメランコリーということで何かが言えるのか(言えなかったらすいません)という話になることに。ウルフとクラインのインターテクチュアリティについてはすでに優れた研究があるし、もう少し時間をかけてクリステヴァあたりを勉強しておいたほうがよかったかもしれない。まあ、ディスカサントが長々とやるケースが時々あるがあれは最低だし、ほかに論客がいるだろうから小生の話は15分弱になる予定。ということであと1時間くらい推敲したらファイルを送信します。

しかし明日は午前中は授業参観。なんか忙しいなあ。

追記1:UTCPの火曜前後のイヴェントのファイルを腹先生に送っていただく。特にカール・シュミット関係が楽しみです。勉強しよう。

追記2:マックネル教授からメールが来て、送ってあった小生のエッセイの読後感などが。楽しんでくれたみたいで安心。ただ度肝をぬくようなイムパクトはないようで要反省。マジに英語でこのレヴェルのものを書く覚悟をしないとやはり虚しい。ともかくそろそろメールでfirst nameモードに。やはり英語で書かねば外国になかなか逃亡できないなあ、とか実感。日本の大学のセンセって勉強マジでできない環境の人が多いとかろくに勉強していないのに思ったりもする。やはり夏休みは10月と11月のイヴェントの準備が中心になるか。しかし例のswine fluのversion upで米国との連絡が遮断される可能性もあるよね。しかし英米に逃げたいなあ。