再び日常に
マッカネル教授(メールではそろそろジュリエットという呼びかけに)が小生のクライン論の読後感でご自身のクライン論に言及されたのでそれを読み出すことに:
The Hysteric's Guide to the Future Female Subject
- 作者: Juliet Flower MacCannell
- 出版社/メーカー: Univ of Minnesota Pr
- 発売日: 1999/11/22
- メディア: ペーパーバック
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この本の'Mothers of Necessity'という章。なかなかイケている感じ。
明日は2時限と5時限のあとにお茶の水でのid:takashimura先生のレクチャーを拝聴に行く予定。
N井さんのブログでのお話ではコプチェクさんはラカンを読むけど仏語会話がまったくだめだそうだ。あの先生のところでPhDをやった韓国や台湾の研究者を複数知っているがその話ではとてもいい人だけど少々神経症的な感じがあるそうで、小生が実際にお話した印象でもそうだったなあ。チャールズなど英語圏のラカニアン@台湾国際会議の方々は流暢に仏語を話していた感じだったが。
Tさん@中京大からディッケンズ・フェロウシップの大会が名古屋であるからまた遊ぶに来ませんかという親切なメールが。行きたいのはやまやまだが、この日は教科書プロジェクトが入っているので、断念。しかしイギリス小説ってやはり19世紀だしディケンズの英語をじっくり味読したい欲望がわいてくる。まあ老後の楽しみにとっておくか。そういえばK池先生がむかしとても楽しそうに「辞書(=OED)など引きながらBleak Houseを一月かけて読んだよ」とおっしゃていたなあ。