天の恵み?

すでに報道もされているのでここにも書くが、職場の学生に例の新型の感染した者が出て、昨日の午後から月曜一杯まで休講措置に(それを補填する補講などはない模様)。感染した学生には気の毒だが、最近仕事の量の割には時間がなかったので単純に助かる。特に今週は土曜も昼から大学に出なくてはならなかったからそれもキャンセルとなり大いに助かる。7月最初の一橋での講演用に次の本を再読:

Poetics of Impersonality: Question of the Subject in T.S.Eliot and Ezra Pound

Poetics of Impersonality: Question of the Subject in T.S.Eliot and Ezra Pound

精神分析と(ハイ)モダニズムというテーマについてはテクストの思想的なポテンシャルを読まなくては仕方がないので、最近のチマチマした歴史主義的なアプローチではだめなわけで、また精神分析のテクストをかなり洗練された水準で読まなくてはいけないから、それこそこの著者なりジャックリン・ロウズとかそういう人の研究を参照することになるから、出版年が必ずしも新しくならない。一橋のプロジェクトはもっと新しいモダニズム研究を目指しているので小生のような反時代的なヤローが喋って良いのだろうか、ちょっと申し訳ないような気も。

昨晩は休講ということで少々の息抜きがかなり羽目をはずすことになり、その謝罪の意味で夕食は小生がカレーをつくる。夏野菜を大量に入れる。野菜の自然の甘みが出て我ながら甚だ美味なり。コツは最初にニンニクで風味をイタリアン風に出してからやや多目のタマネギを丁寧に炒め甘みを出すことと、甘いだけだと味にしまりがないので、最後にガラムマサラを少々入れることと、肉は別にフライパンで炒めて焦げ目をつけてから鍋に投入することとか。