a welcome break from teaching

思わぬ天の恵みなどと不謹慎を承知で先日口走りましたがまあそのおかげでこれまで頭痛の種でありました滞っていた仕事がだいぶ片付いてくるものの前期のうちに済まさなくてはいけない仕事をまさに滞りなく済ますことができるかどうかはいまだまったく不明でありましてふと手帳などをみてみると6月の土日は全部用事が入っているし7月はすでにして土曜日は全部埋まっていたりもしてそんなことをいえば8月と9月だって校務がらみで真っ白というわけでは必ずしもないからいささか気も遠くなってきもするけれどももちろんお仕事があるのは幸せだがとか謙虚な人柄をウェッブ上でこれみよがしに宣伝しちょっとばかり猫をかぶってみてもこれはやはりかなり過酷な仕儀であるかもしれない(そういえば先日そんな手帳を眺めながらため息を某所でしていると某知人(業界の人ではない)が「よう、E藤さん、オンナのダブルブッキングでお悩みかい、いいね〜このヤロ〜!!」というなんというか○方風というか○育会系風というか一瞬耳を疑うようなどうも小生の周囲のmiddle-class respectabilityが暗黙の空気となっている(それって言行不一致に属する話だよね)世界というか業界ではとんと最近聞くことがなくなった暴力的なまでにわが業界風にいうのならばホモソーシャルミソジニー系の言葉が・・・そんな人生よりも(should such a life be possible for me) ――おおたびたび英語が混じってミズムラ風だぜ――家でむしろじっと仕事をしていたいとか反応するとオスとしてナサケナイということになるのだろうし・・・というかそんな話であるのならば休日に格段オトコ・オンナを問わずヒトサマにお会いしたいとはべつに思わないという感じがだいぶ若い時分から続いていてきっと小生はかなりその意味で(も)人非人なのだと思いますのはそれがナンカイな本を読むドクショカイなどといえば嬉々としてナンカイもお出かけ(オヤジギャクも少々)というのですからねえまったくもって)それに校務関係も無慈悲にその数を増していき授業の合間にも諸会議が徐々に割り込んでくるありさまで会議があるということはそれに付随する各種事務仕事があるということですがただここ数日はお休みということでベッドで寝る時間が6〜7時間を確保できたのでのべつ終日睡魔が襲ってくるということはないのはじつに幸福なのでして(コンスタントに4時間睡眠でOKという某先生のようにはとてもなれない)ただそろそろ以前から考えていた方向性で仕事をしたいと思うといろいろと思い直さないといけないのかもしれないしちょっと生意気だけれどももう少し積極的に向こうから声がかかるという形ではなくカイガイ向けの仕事を中心にもしたいとか思っていたりもして生意気ついでに申せば小生の考えていることの一部にはわが業界ではある種のフォビア(キャビアではありませんよ)めいたものもあってFrankly(おっとふたたびミズムラ!!)かなりの徒労感が否めないのでして誰だって話がより通じる環境を好むのは理の当然であると信じますしその一方で日本語で仕事するのならばいっそフクダ先生のいうような「批評文」を目指したいとかいう恐ろしく身の程知らずの願望もなくはないのですがそれこそフクダ先生ほどの文才とあとどす黒い悪意がなければとてもとても文学とか文芸などという世界は程遠くてむかしカナイ先生がいっていたけれども文学に愛されていないひとほど文学への愛をやたら口にするというなかなかに見苦しい片思いに自分がハマってしまうのはいくらなんでも酸鼻の極みだから小生は小生の美的な身の丈に合った仕事をしてみたいとかいうとやはりあいつはネット上で猫をかぶってやがるというようなご批判を頂戴するのも覚悟しているというとさらに猫かぶりですな。