いささかの小休止

今年の各方面の作戦も大過なく終了しつつあるので日曜から一泊で箱根の温泉で小休止。国立方面の研究会などは後ろ髪を引かれたが気力・体力ともアップアップで断念(どうも勉強不足が重なって話しについていけなくなっている気配も。授業を休んでいるうちに話が見えなくなってきた学生のようだ)。自宅が新横まで歩いて15分程度なのもので小田原まではこだまで15分少々、それからバスで30分程度で目的の宿まで行けるのでいかにも便利。まあ子供連れで行くと逆に疲れることがあるけども。そのうち子供が合宿かなんかで出かけたときにでも、いっそここに泊まるか:http://www.fujiyahotel.jp/stay/room.html。とても良く働くおじさんとおばさんが「自分へのご褒美」などという気が狂うほど醜悪な日本語を口実に一回くらい宿泊してもバチが当たるか。そんなこんなだが来年の卒論ゼミのシラバスを今日明日にも決めなくてはいけない。大よそのところは決めているが最後の踏ん切りがつかない。いろいろある学内的なことからいっても、昨年のように志望者が定員をかなり超えるようにしたいし。明日は三田祭で3時限はないから今晩中に再度熟考するか。というなか12月5日のソウル方面作戦なのだが先方からシムポの詳細について連絡がなくいまだヒコーキのチケットを買えない。大丈夫か。原稿は余裕がないので和文英訳系で誤魔化すので3日もあれば用意できるが。それに韓国は地名の表示がほとんどすべてハングルで空港から指定の大学まで行くのに難渋するし少々不安である。その変迎えに来てくれとは言わぬが、明晰な指示がほしい。

追記:ジュリエットがセミネール17についてごく最近書いた論文を2本送ってくれる。そのメールで彼女が言うには、かつての「68年」に懲りてバークレーの運営と経営が「共和党」系で埋められているという政治的な背景と今回の件は無関係ではないらしい。来年からセミネール17のreading groupを組織しなくては。かつての精神分析系読書会の継続にもなるし、いま現在「政治」を語るのに精神分析に関しての寡黙が続く日本の人文系の世界は少々是正が必要かもしれないし。少人数でもいいから細々と。

追記2:しかしなぜセミネール17を27と誤記しづけるのだろう。ひどいものだ。