ふたたび土曜なのに水曜
というしだいで今日も大学で1時限から3コマ。なんということか。そんななか献本が:
- 作者: 川端康雄
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 2010/05/14
- メディア: 新書
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- 作者: 武藤浩史
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2010/05
- メディア: 単行本
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さっそく勉強します。ありがとうございます。
川端本におけるベストの自己破壊的後半生、武藤本における「カルスタ」的PC表象批判への悪意、なかなかに面白そうだ。
そんななかでも、最近は来るべきリレー連載の準備のために比較的最近出た暴力論関連の入門書の再読など:
- 作者: 上野成利
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2006/03/23
- メディア: 単行本
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- 作者: 酒井隆史
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2004/05/21
- メディア: 単行本
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クラウゼヴィッツのかの有名なテーゼ:「戦争は別の手段をもってする政治の延長である」ならぬ「政治は別の手段をもってする戦争の延長である」ということ、つまりはシュミットのいわゆる「政治的なもの」あるいは「敵対性」の批判的な導入ということが重要なテーマになるのだが、両者とも当のクラウゼヴィッツ本『戦争論』の読みが定石通りでもある。ということでクラウゼヴィッツ本の通読もしないと。いくつかの版があるが例の岩波版よりも今はこのような版なのか:
- 作者: カール・フォンクラウゼヴィッツ,Carl von Clausewitz,清水多吉
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2001/11/01
- メディア: 文庫
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- 作者: カールフォンクラウゼヴィッツ,Carl Von Clausewitz,日本クラウゼヴィッツ学会
- 出版社/メーカー: 芙蓉書房出版
- 発売日: 2001/07/01
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と同時にシュミット的「内戦」の再吟味も必要になるか。しかしイギリス文化史教科書の原稿もかなりヤバくなっているなあ。
追記:来年1月のMLA@ロスでバーバラ・ジョンソン・メモリアル関連の刺激的なイヴェントがあると同僚のS先生から情報。ロスに来ないかというお誘いもあったので、吉祥寺の資金でMLAにいってみるか。