ニュークリ→滝クリ→秋元優里

日曜日は国立でO智さんのご発表@冷戦読書会。サイデンスッテカーによる川端の日本表象の特権化を冷戦期のイデオロギーに歴史化する刺激的な議論。これは「日本」表象を環太平洋という地政学的な磁場に歴史化する吉祥寺での研究プロジェクトに格好の視点。こちらでもせひお願いします。

月曜日は三田での英文学演習でエリオットの例の伝統論をディープに精読しまくる。あのエッセイの1ページを読むのにおびただしい量の話をしなくてはならない。学生はよくついてくる。当然のようにニュークリのイデオロギー性と南部みたいな話もする。そのプロセスで雑談するうちに「ニュークリ」→「滝クリ」→「秋元優里という連想で話を始めてしまう。なんという恣意的な連想であることか。日本の英文科の教室で過去ニュークリについての解説は数限りなくなされてきたはずだが、その関連で女子アナ・ネタに論及されたことはいまだかつてないはずだ。これは日本英学史上の事件=出来事ではないか。

火曜はゼミの飲み会。新3年生「女子」がほとんどオヤジ飲みというたくましさ。カラオケもまことにご立派。新3年生のマジョリティは2年生の演習の出席者であり、小生は記憶にないが打ち上げに飲み会をするといっていたそうだが、その不履行をいまさらながらになじられる。どうもすいませんでした。