わが脳は死するか
先週の教授会などで内職しながらほぼ読了した次の本の内容がなかなか頭に入らない。非常に重要な設問をしている本だけに歯がゆい:
- 作者: ジョルジョ・アガンベン,アラン・バディウ,ダニエル・ベンサイード,ウェンディ・ブラウン,ジャン=リュック・ナンシー,ジャック・ランシエール,クリスティン・ロス,スラヴォイ・ジジェク,河村一郎,澤里岳史,河合孝昭,太田悠介,平田周
- 出版社/メーカー: 以文社
- 発売日: 2011/02/15
- メディア: 単行本
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責任転嫁ではないつもりだが、翻訳のreadabilityの問題だと思う、とあえて率直にいってしまおう。これは仏語からの翻訳だが、たとえば英語からの翻訳だとこのようなことがほとんどないジジェクの馴染みの議論が霞みの向こうにある感じ。バディウ、ランシエールもいつもよりもやはり霞の向こうにいらっしゃるご様子。
まあ、こういう際にはこのエントリーの表題のような自虐をすることがマナーなのだけれども。
本日はあさいちから新カリ関連で突発事故があり、同僚のネイティヴにメールを書きまくる感じで午前中が終わる(お一人がとても親切でかえってメールの往還が)。午後から本格的に本業へ(合間に職場の卒論ガイダンス資料の微調整など)。
本業関連は複数の意味でsuspendedな按配だなあ。