マルクスの亡霊たち

マーストリヒトの活字化のために時間がようやく取れつつあるなか、デリダの件のテクストを読み継ぐ日常。「革命の名のもとに、二重のバリケード」に差し掛かるあたりから、頭の中で少々火花が本格的に飛び出してくる。デリダのいう共謀=厄払い〔conjuration〕ということと、マルクスの/という「傷」と、外傷の政治理論、喪のトポロジー・・・たしかにメールマンと交錯し煮詰まってきたなあ。

Specters of Marx (Routledge Classics)

Specters of Marx (Routledge Classics)

『革命と反復』って本、やはり凄い、見誤ってはなかったということか。あるいは読み筋もさほどずれてなかったということか。

Revolution and Repetition: Marx-Hugo-Balzac (Quantum Books)

Revolution and Repetition: Marx-Hugo-Balzac (Quantum Books)

革命と反復―マルクス/ユゴー/バルザック (批評空間叢書)

革命と反復―マルクス/ユゴー/バルザック (批評空間叢書)

久しぶりの休みモードで独白調に。

といいながら明日は夕刻から組合の団交。飲まない執行委員会なので明日は一人で飲んじゃいそうだ。新カリ関連の危機は回避された模様。