ロンドン3日目

昨日ソヌさんとお会いするはずであったが、行き違いで今日ということに。iPhoneがロンドンで使えないとこんなときには不便である。そこで今日ということになる。研究所の近くのインド料理をごちそうになり、その後にUCLのIDカードを発行するのにつきあってもらう。UCLのDepartment of Clinical, Educational, and Health Psychologyのaffiliationが基本なのでそこのIDがないとなにもはじまらない。その後、ロンドン大学本部のSenate Houseの図書館が使えないとやはりこれも仕方がないので、そこでカードを発行してもらう。あとはBLのカードとWellcomeのカードを発行してもらえば、とりあえず仕事が始められる(BLではカードがないのでreading roomには入れずに通路の椅子でネットにつないでいた)。UCLの方はアドレスをもらうのに時間がかかるので図書館でネットにつなぐのもそれまでは無理(木曜日にソヌさんにまたつきあってもらい、アドレスをもらう予定)。そこでSenate Houseの図書館でネットにつなぐために指示通りにやったらあっという間につながる。いまSenate Houseでこれを書いている。今度滞在する研究所はかつてのgenerousなWellcomeとは違ってofficeをもらえるには手狭みたいなので、基本的にはSenate Houseの図書館でネットにつなぐことになりそう。BLよりもつながりが早いような気がする。だがいずれここでのプロジェクトを本格的に開始すれば、アーカイブを読むためにInstitute of Psychoanalysisとかにこもることになるだろうが、根城はこの図書館になるだろう(フラットから徒歩5分だし、でもBLでも徒歩10分だけども)。ソヌさんはWellcomeがcloseするときのdirectorだったそうで、それはそれはstressfulな激務で15ヶ月の間、読めず、書けず、教えられずで、さらに悪いことに腰を痛めたそうである。やはりscholarshipとadministrationは水と油という話になる。ソヌさんが指導する学生の一人にJames Stracheyをやっている人がいるそうで、近くにご紹介くださるとのこと。楽しみである。

ただここでのプロジェクトの開始はちょっと先で、今やっているのは職場の論集に約束したアメリカ文学の論文(あと5日くらいか)、その後は5月12日のソウルでのロレンスの発表ということに(これは資料をロンドンに持ってこられないので焼き直しということに。ある方にそれでお世話になる)。