ロンドンのチーズ

昨日の土曜日は9:30からBLのreading roomで仕事。23日の月曜日にソヌさんのPhDの学生のためのセミナーに出ることになったのでその指定テクストを読み出す。PhDを始めたばかりの学生(テーマはbiography of James Strachey)用のためか比較的基本的な心理学の歴史の本。とても天気が良く、また3:00頃空腹になってきたので、怠慢にもBLを退散。帰り道にUCLに隣接するWaterstonesで精神分析関係の本を物色したら、これってまだ読んでないけど大事な本だみたいなのが3冊見つかったので即購入。書名は恥ずかしいのでここでは言わない。

同僚とメールをしていたらロンドンで納豆もいいけれども美味しいものがたくさんあるのだから、たとえばイギリスのチーズはなかなかだしワインも日本よりも安いらしいので、楽しまないともったいない、みたいな話になったので、たしかになるほどと説得されて、近所のWaitroseでblue Stilton系のやつとボルドーサンテミリオン)のそれなり(23ポンド)とパンで遅めのランチにしたらやはりかなりになかなか。チーズは2ポンドちょっとなんで日本よりも安いのだろう。Waitroseのチーズ売り場は日本とは比べれないほどの広さだし(それも2カ所ある)。ボルドーボルドーであることを楽しめる程度のボルドーで(どこか吉健節だなあ)日本の成城石井ならば5000円程度だろう(128×23はあきらかに5000円には届かない)。ワインの前にロゼのスパークリングのハーフボトルを晴天のロンドンの4月の空を眺めながら飲んでいると、じつに怠惰な土曜の午後という感じで甘美な罪悪感。ということで食後はさらに怠惰に午睡という退嬰的な世界へ。これはくせになりそうだ。目が覚めると19:00くらいで急いであと片付け。ぼんやりテレビをみる。こちらではタイタニックの沈没から100年ということでやたらタイタニック関連の番組がある。フットボール(サッカー)は見ごたえあるなあ。Manchester Unitedは知っていたが、Manchester Cityというチームがあるのは知らなかった。このMan UnitとMan Cityがしのぎを削っているらしい。そうこうしているうちに23:00過ぎ。小腹がすいたので、そばをゆでる。わさびがないので、あたたかいそばに。leekを大量に細切れにして、ねぎそばにする。

所属学部の担当の事務のソフィさんは火曜までお休みだそうだ。