トホホの誕生日
今日はお誕生日ということで51になってしまう。それだけでもトホホだが例のMacBookProもどうにもならず結局Regent StreetかCovent GardenのApple Storeに持って行くことに。昨日たまたま会ったBirkbeckでPhDをやっている知人に聞いたらかなり親切にトラブルに対応してくれる由。さいわいApple IDとpasswordは覚えている(はず)。今日がトホホなのは天気も最悪で朝からwet and rather windyであるが(おまけに財布を忘れて家まで戻った)、いま(13:00過ぎ)は晴れて来たようである。学部のSophieさんからメールが来て、IDカードを交換しなくてはいけないようだ。まえのはresearch associate用だけれども、honorary staff cardにしなくてはいけないそうだ。朝から例のfemale sexualityのアンソロジーでErnest Jonesの有名な論文(1927)を午前中に読む。castration complexとかpenis envyということについてFreudにじつはかなりたてついている(Riviereもそうだけれども)。午後は来週のセミナー用に心理学の歴史の本を読むか。そろそろソウル遠征用にロレンスのペーパの準備もしないと。そうこうしていると大家さんのジョージナのパパのボブから来週の月曜にランチはどうかというお誘い。月曜はセミナーなので火曜日にたぶんしてもらう。
ちなみに読んでいるアンソロジーはこれ:
Female Sexuality: The Early Psychoanalytic Controversies
- 作者: Russell Grigg,Dominique Hecq,Craig Smith
- 出版社/メーカー: Other Pr Llc
- 発売日: 1999/06/01
- メディア: ペーパーバック
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編者のRussell Griggはラカンの『エクリ』の英訳で有名な人。台湾の学会で軽く知り合いになったが怖かった(facebookのお友達だけれども)。Jonesのaphanisisというcastrationと差異化した概念をラカンが『四基本概念』でラディカルに改造していることをそういえば思い出した。まあ、基本から勉強しないといけない。