今日も雨

ロンドンは、wet, windy, and miserable Sunday。ただ気温はすこし上がってきたようだ。なかなか天気が回復しない。10年前のロンドンは明らかに暖冬で、帰国直前の3月の末に半袖のポロシャツで歩いていた記憶もある(ただし、家族が1月に帰国する日に記録的な大雪になり、飛行機がキャンセルになったけれども)。

今日は1日自宅フラットで仕事の予定。いつもよりもゆっくり9時過ぎに起きて朝食後、目を覚ますために自宅前のMarchmont Street(ちなみにWilliam Empsonがここに住んでいたというplateがある)のCostaに行ったらネットにつながらない。店員に文句を言ったらI'm quite new here....とオドオドしながらすごいアクセントで焦っていたので気の毒になり、徒歩3分程度のTavistock Squareのスタバに来てこのエントリー。

体重計がフラットにあるのでためしに計ってみたらロンドンに来て1月弱で3キロ減っている。朝晩きちんと食べているのに体重が減っているというのはきっと良いことなのだろう。また白髪が減っているという気もする。一時はすごい勢いで白髪が増えて行くので、これでは早晩、藤本義一(いまの学生にはわからないだろう)になっちゃう!と危機感を強めていたのだが。これはやはり職場環境@吉祥寺のせいだろうなあ。こちらに来て分かったのは、吉祥寺を典型に日本の大学って、余計な会議やら委員会が多すぎるし、世界的な競争力をつけるための努力でその競争力が落ちているにちがいない。3年間学部を代表して全学キョーム委員会なるものに出ていたが、これがくだらぬ議題で2時間もやるし、それに嬉々として参加する教員もいるし。いわゆる雑用にしても学部と学科に1人ずつ秘書系の事務の人がいれば激減するだろうし。そういう状態のなか人事の話が発生すると「研究業績よりも事務能力が大事」みたいな意見が教員から出てくるのは退廃であるだろう(小生もおもわずそんな発言をしたことがあるし、また小生は事務能力はないけれども、わりと律儀に雑用は引き受けるほうだけれども)。それに今年度からガバナンス...。帰国したらますます白髪が増えるだろう。

国立方面の冷戦的合評会、T山先生がおもいきりT山先生していたという噂が耳に入る。なるほど。

明日のために推敲をしなければ。