一息つきました&パブ(羽生)名人

補遺:ふと気がついたのだが、例の狼系のBirkbeckの院生の方の「パブ名人」とは「羽生(パブ)名人」を踏まえているのか?と不覚にもいまごろ思う。実に不覚、修行が足りなかった。「黒柳TESCO」とか「シャブリ(佐分利)信」とかで満足をしていた自分が恥ずかしい。


昨日はUCLのScienceのLibraryでJamieさんに原稿を送信した後、天気が結構よかったのでちょっと散歩でもと思った瞬間、いかにもイギリス風に突如黒い雲が襲来、あっという間に本降りになってくる。当然傘はつねに携帯しているが、これでは散歩は無理なのでフラットに戻る。まあ仕方がないので、一仕事終わったことだし、目の前のMarchmont Street(Flatの住所を正確に言えばこのストリートが入るのだが、ふつうはBrunswick Centre, Londonで済ますようだ。近所の古本屋でこの通りを歴史的に紹介した本があったので買って読んでみたら、なかなか由緒のあるところのようで、エムプソンが30年代に住んでいたし、シェリー(メアリーも)がイタリアに行く前にこの通りにいたそうで、ウルフが1924年にBloomsburyに戻ってきて、この通りで買い物をしたときに「まるでパリのようだ」みたいなことを日記で書いているそうでもあって、なかなか「英文学的」なストリートのようだけれども、そんな歴史を知る前には、Russell Squareからちょっと奥に入ったなにかさえない通りだなあと思っていたのだが)ともかくこの通りの以前来てみてそれなりの中華があるのでまあランチでもと思ったが、なんとまだ開いていないというので、しかたなく買い物をして例によってシャンパン(今回は12ポンドほどの)を飲みながらパスタをつくる。今回はガーリックが少々古くなっていたのか、香りがあまりでずに80点未満のできであったが、食後は例によって怠惰に午睡、夕方起きてシャワーで復活し仕事とか思ったけれども、まあまあということでまた買い物に行ってイタリアの10ポンド程度の赤と生野菜と冷蔵庫に残っていたチェダーで軽く夕食にする。パンとチーズと行きたいところだが、夜はお酒を飲むときは炭水化物をとらない主義なので。ということであまりにも怠惰な1日となる。

今日は朝から郵便局によったあとでオフィスで仕事。まだまだ寒いとソフィーさんと雑談。彼女も小生もフラットで夜など暖房を使っている。5月なのに。