あ、もう2ヶ月か

6月1日ということはロンドンに来てからあっという間に2ヶ月が経ったことになる。つまり1/6は終わってしまったということ。ということでやはり少々焦燥感が否めない。こちらにきてからmy project has indeed improved to a considerable degreeだが、満足するわけにはいかない。といいながらも以前の在外の経験からいって、主観的な時間の感覚からしてもこれからが長いはず。とくに滞在の最後にかなりofficialなlectureないしseminarが義務として要求されるので、その準備となるとかなり濃密な日々を過ごすことになり、それが時間の進行が遅れてるという感覚につながるだろう(じつは12月にロンドンであるconferenceがあり、そのcall for papersの期限が10月なのだが、それをいまちょっと考えているが、これをやることはcapacityを超えているかもしれないのでちょっと思案中.......まあ体壊してもしかたないので)。

今日もBLにて9:30から仕事。History Workshop JournalのSally Alexanderの何度か読んでいる論文を読んだらまたしても読み落としに気づく。まあ以前とはテーマが変わっているからしかたないか。selectiveな読みをしないと能率が下がるから。それからKleinの1923年にIJPに載った長尺の論文。思ったよりも早く読み終える。suggetstiveではあるがわりと慣れていている子供の症例なので(というかKleinが自分の子供を分析しているのだが世間体を慮ってフェレンツィと相談して親戚の子ということにしたという悪名高い話があるやつ)15:00前にいちおう読了。実証的にさらに外堀が埋まる。これでかなり先がいい意味で見えてきたので、たしか6月10日締め切りの韓国のロレンス協会のジャーナルの原稿を早めに上げてしまおうか(Karataniの議論とかかなり記憶で書いていたので少々書き直しがあるし)。しかし吉祥寺も「国際的な競争力のある大学」とかいっているのでこうやって英語の論文を律儀に書いていくのも身過ぎ世過ぎというか処世術というか。

今日もロンドンは薄日の射す曇り空。外に出たらもしかしたらshowerかもしれないような空模様。このところあまり出歩く気持ちもなく晩はフラット引きこもり系というか、自炊を楽しんでいる。昨日の夕食は久しぶりにシーフードカレーを作り食す。かなりの出来。最近はスペイン、イタリアの10ポンド程度のロゼのスパークリングを飲みながら料理をするのがなんだか息抜きとなっている。

それにしても1ポンドが120円切っている。ボーナスが出るまでこのレートが続けばラッキー。そうなれば残り半年分の家賃分のポンドをいっきにCity Bankの口座で買ってしまう予定。家賃をこのレートで済ますことができれば飲食に関してもう少し贅沢ができるはず。