Central Londonの半分を歩く

昨日の土曜日は寝坊もしたし天気がとてもよかったので仕事はせずに歩くことに。前の晩に例のBloomsburyのCDを聞いていたら当然のようにFitzroy Squareが話題に上がるのだが、じつはこれまでに言ったことがないことに気がつく。そこでまずはUCLでメールのチェックをした後に西に向かって歩き出しFitzroy Squareと初対面。まあTottenham Court Roadを超えたちょっと離れたところになるのだが、なんとなくぱっとしない地味な感じ。その後もずんずん西に歩きMaryleboneやPaddingtonやBayswaterの高級flatの建築を楽しみ写真を撮ったりしてともかくずんずん西の方向に。この前と同じようにKensington GardensにBayswaterから入り今回はひたすらに南進し、KnightsbridgeのVictorian & Albert Museumに。途中オリンピックのための工事があり行く手を遮るばかりか、eyesoreも甚だしい。五輪なんてロンドンに住んでいる立場からすればa bloody nuisanceにすぎない。なんだか腹が立つ。しかし休日に時間を持て余しこのmuseumに来るとはいかにも日本の英文学教授であるなあ。20年ぶりに来たがそのcollectionの量と質はやはり圧巻。4時間くらいかけてほぼ全部を見たのではないか(ほとんどが素通りだが、家具調度、宝石、絵画関係、ステンイドグラスなどはかなり時間をかける。Constableのcollectionは数が減ったのではないか)。中庭もなかなか見事。それからまたKnightsbridgeあたりの建築を眺めつつHyde Parkに戻りThe Serpentine沿いを歩きその後は北上しMayfairに出ようとしたが、右側(つまりMayfair側)はずっと工事のフェンスが続く...バカ野郎、オリンピックのバカ野郎。しかたなくMarble Archで公園を出てOxford Streetの猥雑を避けてMayfairのなるべく閑静なstreetを選び選び東へ進みSohoまで来る。それからChina Townの中華で夕食。正午付近から歩き始めてここで18:00過ぎ。約6時間ほとんど休みなく歩いたことになる。我ながらなかなかの歩兵根性だ。途中Victorian & Albertのcafeでsparkling waterを買い椅子に座って飲みながらネットにつなげたりもしたが。朝食は軽めで昼食もskipしたので中華ではちょっと多めに。この店New China(だったけ?)を選んだのは以前来てそれなりだったことと、客引きのお姉さんにWine listを見せてもらったらシャンパンのグラスが6ポンドくらいであったから。ときになぜかロンドンの中華には紹興酒がないよなあ。時々あるが。味は70点。最初のsour soupは量も味も80点を超えたがほかが意味なく辛い。来るのではなかった。かなり残してBrunswick Centreのflatまで歩く。途中天気が良く気持ちの良い風が吹き街には観光客があふれている。

今日はなんだか晴れたり曇ったりはっきりしない天気。たぶん昨日の中華のせいだろうか、夜中から腹痛が。いま現在(12:30)どうにか回復したのだが、生ものをたべていないのにどうしたのだろう。やはり疲れたところに香辛料が効きすぎていたのだろうか。頼んだのはマーボウ豆腐、ピータン、キクラゲと豚肉の炒め物、と例のスープ。このマーボウ豆腐がともかく辛かった。ピータンも意味なく辛い。外食で週に1回くらい行くに値する場所を探さないといけないなあ。だが日本料理関係とか寿司屋はなんだかいやだ。