無事ロンドン帰還/帰艦

22:00モントリオール発のBA便でロンドン着は9:30。フラットへは11:30に帰宅。明日から家族が3週間合流するので、子供が寝る部屋を中心に掃除をする。彼はアレルギー持ちなので。それから4泊5日分の洗濯。その後はシャワー。そうこうするうちに15:00を過ぎかなり空腹になったので、またモントリオールでは野菜不足気味だったので、じゃがいも、人参、プチキャベツ、インゲン、さやえんどう、グリーンピースなどを茹でて、赤身の牛肉をガーリックの香りを出してミディアム・レア。美味。モントリオール作戦の成功を祝し30ポンド程度のシャンパンとブルゴーニュ。とくに後者は当たりなので写真撮影。その後は睡眠不足ゆえに夕方から爆睡。起きたら22:00。その後はジンを飲みながら無意味にHollywood系の映画を。

今日の16:00頃のVirginの便で家族がHeathrowに到着なのでこれから迎えに行かなければならない。かみさん、会社の出張が含まれているので、Virginのbusinessでやって来て、空港からフラットまではVirginのリムジン。なんという。今晩の夕食と明日の朝食の分の買い物も済ます。食事も育ち盛りの子供向けに工夫する。

ということでこのブログ、基本的に仕事日記なので、今日から3週間程度これまでのような仕事中心の生活ではなくなるので(といいながら日本関係の仕事がかなり残っているのでそれをやらねばならない)、お休みになるかと思います。メールはなるべく見るようにしますので(フラットでもネットにつなげるようにしたほうがいいかもしれない)、お仕事のご依頼などがあればどうぞメールでお願いいたします。

しかしこのようにメールが便利になると職場@吉祥寺の悪しき情報の詳細が(ここではいえないちょっとしたスキャンダル(笑)も含めて)かなり伝わってきて、これは良いのか悪いのか。すくなくとも悪い方向に大学が向かっていることは間違いない。吉祥寺、第二の都立になる感じ濃厚。まあこれから生木を裂くような改組などがあるだろうなあ。まあ都立英文とはちがって裂いた方がかえって良い生木(枯れ木?)もあるかもしれないけれども(笑)。

モントリオール方面作戦の原稿はひとまず寝かして、9月くらいから読み残したアーカイヴ(といって膨大)を集中的に読み、議論をよりsolidなものにしなくてはいけないだろう。これからが勝負。しかし作戦の成功を真珠湾奇襲に例えるアイロニーは我ながらきついものがあるよなあ。言語的にはひとりアルタイ語系の膠着語母語にするという圧倒的な不利のなかで刻苦勉励というか刻苦精励の結果、限定的ながらかなりの成果を挙げたわけだが、そこにはやはり幾ばくかのアイロニーがある。実際、一緒にいる連中が何回となく聞いてくるのは、小生が何歳から英語を勉強し始めたのかということで(この疑問は小生にとって喜んでいいことなのだが)、ついでに君はフランス語はどの程度できるのか、ドイツ語はどうかなどと矢継ぎ早の質問にとてもげんなりしてくる。彼らのほとんどは母語を含めてtrilingual(綴りこれでOK?) 以上で、Sonuさんなどフランス語はかなり流暢である。当然彼はユングの権威なのでドイツ語はとてもできるわけで。

まあそんなこんなで、油断しているとそのうちミッドウェイになると困るので、首尾よくロンドン方面作戦を成功裡に終了しなければならない。So far so goodということで、最初の4ヶ月弱(ああ3分の1が終わった)の作戦は予想以上の戦火をあげたのでよしとしましょう。