休暇の終わり

約3週間ロンドンに滞在していた家族が今日の昼の便で帰国(正確にはVirginのupperというbusinessの上の席で...なんという)。この3週間、基本的には仕事はできずに家事に専念。報告すべきこととしては、pre-paid式のdevice(こちらでdongleと呼ぶ)を購入しflatでもネットにつながるようになったこと(まあ月35ポンドくらいだろう、Three.co.ukなる会社ので)、これもpre-paid式のmobile phone(これはNokia)を購入したことだろうか。やはり電話がないとなにかと不便なので。あとは話のネタにWomen's Football Semi-final (France vs. Japan) を観戦に行ったことも報告に値するだろう。自宅近くの駅から地下鉄で20分程度の会場だったので。なでしこ、なんだか体でもサッカーでも負けているのに、試合に勝ったというような印象を持ったのだが、日本での報道はニュアンスが違っていたようだ。直接観戦していると澤という中心選手の動きが実に正確であることがわかった。明らかな才能の違いが出ていた。また観光でEdinburghに行き街中を例によって歩いたのだが、この街にはLondon (England) とは違う味がやはりある(吉田健一がうまいことを言っていたような記憶があるなあ)。例のMilitary Tatooはthe invention of traditionの典型だが見せ物としては一見の価値がある。そんなこんなで3週間。イタリアかボルドーに行くという計画は中止。10歳の『ドラゴンボール』にしか関心がない子供はロンドンでも退屈を極めているのに、親がワインを毎日飲んだくれていたら反乱を起こすだろう(さすがにLondon Eye と Natural History Museumは面白かったようだが)。

家族が到着後すぐにflatの水回りでトラブルが続出したのには本当に参った。Montrealでanal-sadismの発表をしてきたgood resultというべきかトイレの管がずれて汚水漏れになったのは心底困った。またsinkのdrainpipeが詰まったのも困った。同時のトラブルなので、Bobの迅速な対応で1日で修理が終わったのには安堵する。

今日はHeathrowまでVirginのベンツのリムジンでsee them off。driverのFrancisとgood talk。アフリカ系の彼はChinese exploitation of African countriesで心を痛めていた(彼はロンドン生まれだけれども)。帰りは地下鉄。昼過ぎに帰宅し、大掃除。3人が3週間生活するとかなりのもの。3時間ほどカーペットと水回りを中心に念入りに掃除。その後は一人独身生活の開放感を味わいながら、roseのsparkling (New Zealand) と自炊パスタで早めの夕食。

さて明日から仕事を始動。やり残した日本関係の仕事。10月のWales方面作戦の本格的な準備。某共同研究のための準備が当面の仕事になるだろう。また明日の朝からのBL通いが始まる。これからいよいよロンドン方面作戦の本格的な進撃と行きたいものだ。