自宅にて仕事

今日の日曜日のロンドンは東京で言えば10月の快晴の陽気。気温が20度強で湿度がない。とても壮快などといえば、酷暑の日本の方々から怨嗟の情念が...。で、本来であれば出歩きたいところであるが、Wales方面作戦のために仕事。日曜でも開いているUCLのmain libraryまで行こうかと思ったが、flatでもネットにつながるし、あの図書館は学部学生風の柄の悪い輩がいて盗難など治安の不安もあるので、自宅で仕事(やはり図書館は大人の研究者が基本的にいるBLが良い)。某共同研究応募のための準備とWales方面作戦とが意義深く結びつくかもしれないことを、Lawrence Grossburgのlong interview を読みながら気がつく。Affect, the Structure of Feeling, contingencyみたいな話をThe Long Revolutionをめぐってできないか、とか考えている次第。ただしGrossburgという基本的にカルスタ的社会学者の話におけるtheoryということ、なんだかちょっと違和感がある。北米の学者にありがちな(と勝手に偏見がある)なんというか独特の知的明朗さというか。例の共同研究、その辺のどこかAffect theoryにおけるイケイケ路線(やれ、スピノザハイデガーニーチェドゥルーズフーコーフロイト...) みたいなノリをうまくtake advantage of して、けっしてナイーヴな実証主義でない形で20世紀的modernityに関するsubstantialな歴史記述を目指すという結構か、みたいなことも考える。

Waitroseでなかなか美味しいそうな鶏のささみがあったので(最低でも500gあるのは多すぎるが)今晩の夕食は親子丼の予定。このまえこの肉をつかって鶏南蛮そばみたいなものを作ったら美味しかったので、その残りで。みりんもあるので、これならば野菜の煮物を和風に作れるなあ。やはり洋食、いささか食傷気味になってきた。