日本語がいっぱい

BLでT田さん@駒場とお目にかかる。明日にでも夕食をご一緒にすることに。またあさっての他者の自伝さんたちとの会食にもお誘いする。BLのネット環境がなんだか劣悪な点を立ち話したり。

その会食でお目にかかるグラントさんとメールでちょっとやり取り。小生の申し上げた点に即座に反応があって気持ちがよい。好きなタイプの論文ってあるが、あのファノン論、「暗さ」が足りないが、でもbrilliantだと思うし、has given me much to think aboutで、Wales方面作戦の元気をもらう。24日にお目にかかれるのが楽しみ。

夕刻は南部的瞬間さんご夫妻とお食事。まずは小生の庭であるブルームズベリー辺りをご案内。小生のフラットにも。ボスのSonuさん御用達の料理とワインの美味しいパブにご案内。ここは予約しても2時間しかいられない。ポルトガルの赤白、なかなか。すいません、ごちそうになりました。その後、Tottenham Court Roadから1本脇に入ったあたりのパブにもご案内。そこではモルト系を。お二人をご案内するコンセプトとしては、1本脇に入った「地元感」。Leigh StreetもRathbone Streetも気に入っていただけたようで良かった。でも車の運転でイングランドのおもだったところを走破された由、う〜んかなりうらやましい。いろいろお話しするが、なんだか実感と元手をかけた次元でいうが、日本って...という話にもなり、いろいろ考える。

なんだか酩酊しておしゃべりということで日本語の自由さに気がつくのと同時に英語の不自由さにも気がつく。小生、酩酊すると滑舌が悪くなり、恥をここでさらせば、この前イギリス人の友人と紹介された知人と3人で飲む機会があり、なにをやっているのか?という問いにBritish psychoanalysisと言ったつもりなのに、なんだかいつのまにか仏教の話になってしまう。どうしたのかと思っていたら、なんと小生の酩酊した発音ではBuddhist psychoanalysisに聞こえていたそうである。う〜ん、やはり酔ったときのパブの会話は日本語がいいなあ。というような軟弱な感想とか。ちょっと最近疲れています。

こんな本が去年出ていたことに今頃気がつく:

The Jacqueline Rose Reader

The Jacqueline Rose Reader

この本をなるべく早く『ジャックリン・ロウズ著作選』として翻訳して出版するのは、小生の歴史的な使命だなあ。精神分析と人文学ということを日本語で語ることを考えると。