ターゲットを捕捉か

土曜日は新入社員の遅刻程度のBL出勤。Wales方面作戦のターゲットはつぎの2冊ということになりそう:

Modern Tragedy (Broadview Encore Editions)

Modern Tragedy (Broadview Encore Editions)

The Emotional Tie: Psychoanalysis, Mimesis, and Affect

The Emotional Tie: Psychoanalysis, Mimesis, and Affect

前者のRWのテクスト、The Long Revolutionのとても抑制された言語の裂け目のようなものを漠然と感じていたのだが、それをより考えることができるような気にさせてくれる。ということでとくに後半を再読し始める。RWの両テクスト、既読なのだが再読の価値は十分にあり。RWのこれらのテクストと後者との関連でどうにか戦線を突破という展開か。まあ、RW方面、ずっと放置状態だったので、久しぶりの勉強である。

BLにて仕事にあと、Hampstead方面にお住まいのA藤さんご夫妻のご招待でHampsteadのパブ(Holy Bush) にて食事。奥様のエレーナさん、明らかに「パブ名人」で、このパブは料理を含めて90点はいくのではないか。オーストラリアの赤も当たり。その後にお宅にまでお邪魔。なかなか味のあるフラットであった。エレーナさんからご家族の「起源」のある黒海周辺のお話を聞けたり、ソビエト時代のロシアのことを伺ったり、ふつうでは聞けない話題を楽しむ。

シティバンク、マルチマネー普通外貨口座にあるポンドが現地のATMで下ろせないという可能性が浮上。ともかくこのままだと餓死確実である(笑)。しかしあのインド人の青年の占い、ぜんぜん当たらないどころか、「真逆」ではないか。そういえば、この前どなたか偉い先生がネットで、子供に日本語のすばらしさを教えるにはその造語能力の豊かさ、間違えを恐れないことを強調しなければならないと講釈を足れたあと、「真逆という表現は許せない、なぜ正反対と言わないのか、こんな誤用では日本語が貧しくなる!」という結論となっていた(笑)。それって矛盾じゃね、というのが健全な子供の反応ではないだろうか。