添削で終わる

ゼミの学生の卒論の添削がかなりたまってきて遠回しながら催促のメールなどが来るようになったので午前中から手を付ける。吉祥寺では全教員総動員でペアを組みすべての卒論(他のゼミの)の形式をチェックし、これに合格しないと不合格となる。で、その形式がいささか特殊なのでピンチヒッターで非常勤をお願いをしている先生にはお願いができないし、まあある種の責任感から、卒論のファイルのチェックは小生が在外でもやると学生と約束した。とくに形式のチェックを中心にファイルを直す。分量が多いので内容のimprovementはあまりできない(というかなかなか吉祥寺の諸君、力作である)。昼食抜きでそうこうしているとロンドン時間で日が傾きかけてくる。感覚的には1日が終わったかのような気分。BLに行き自分の仕事をする気持ちが軟弱にも萎えてきたので、またPiccadillyのJapan Centreまで徒歩で行き、ごま油などなくなってきたものの購入。そのごま油をつかって夕食を作ったら、例によりフラットに「残り香」が充満する。まるで江戸風のてんぷら屋のようで困る。ということで厳寒のロンドンで玄関を開けてと言いたいが、そうではなく窓を全開して空気の入れ替え。台所の換気扇はあまり機能してくれないようだ。ロンドンを歩くとクリスマスということでイルミネーションがきれい。ただ日本と比べると落ち着いているというか地味であるという意見もあり、なるほど、そうかもしれない。