2011-01-01から1年間の記事一覧

ネット断絶

今朝になって突然にネットが繋がらない。KDDI光にしてからトラブルが多い。地震の影響かどうかは不明だそうで、対応に数日かかるそうで閉口する。固定電話も使用不能。まあ、勉強しなさいということか。Iphoneがあるのでメールはチェックできる。追記:なぜ…

日常の回復

妻子が家にいて(妻はwork at homeで子は給食もなく昼過ぎに帰る)家事などをしながらその合間にネットなりテレビなどで日々の報道に接しているよりも、終日一人になって仕事をしている方が職業的な日常を確保できる感じである(家事の量は激減するし)。デ…

独り身@横浜

当初の予定通りに妻子が実家の熊本に帰った(それを帰熊と称する)のでここ数日は独り身になる。災害があるときはこの方が気が楽な気もするが、毎日あの報道に接して一人で暮らしているのも鬱だろうなあとも思う。先日帰宅難民@吉祥寺の際に同じく研究室に…

非被災者的PTSD

表題のようなことがあるらしい。という次第でなるべくテレビの画面を観ないように今日からしている。勉強のほうもどうにか手につきはじめてきた。マーストリヒトでのペイパーの論文化のためのデリダのマルクス論、それと平行して来年度の三田の英文学演習の…

人心の荒廃

未曾有の災害を契機に紋切り型として生産されるだろうことが十分に予想できる「日本人」の「人心の荒廃」云々という言説についていえば、そういった言説を始終垂れ流しがちな連中――都知事とか新聞記者など――の精神こそが甚だしく倫理的に荒廃していることが…

歴人@国立

日曜日は同僚のイギリス女性史の専門家である竹内敬子先生がご発表なので久しぶりに歴人@国立へ。余震がどうなるかわからない中で帰宅難民も覚悟といえば大袈裟か。もし月曜なら延期という可能性も高かったろう。歴史家として70年代以降のジェンダー研究を…

やはり大震災であった

結局研究室泊。昨夜のエントリーを見直してみると「旋律に値する」(訂正済み)などという記述があり、やはりわが脳も動揺していたのか。これが真に大地震、否むしろ、大震災であったことは、ToddなりJulietなり海外の友人から心配メールが届くことからも知…

帰宅難民

夕刻の組合団交のため昼過ぎから研究室でデリダ本を読んでいると睡魔ともめまいともつかぬ脳がゆらゆらとする感覚。しかし次の瞬間それが横揺れの地震と知る。瞬時に宮城か?と思うが存外近い感覚もあるので茨城沖か?と直感するが、実際は両者結びついての…

マルクスの亡霊たち

マーストリヒトの活字化のために時間がようやく取れつつあるなか、デリダの件のテクストを読み継ぐ日常。「革命の名のもとに、二重のバリケード」に差し掛かるあたりから、頭の中で少々火花が本格的に飛び出してくる。デリダのいう共謀=厄払い〔conjuration…

わが脳は死するか

先週の教授会などで内職しながらほぼ読了した次の本の内容がなかなか頭に入らない。非常に重要な設問をしている本だけに歯がゆい:民主主義は、いま? 不可能な問いへの8つの思想的介入作者: ジョルジョ・アガンベン,アラン・バディウ,ダニエル・ベンサイー…

閑話休題

意味不明のタイトルですが、ようやくどうにか本来の仕事に集中できつつある感じに。しかし先日の6日は急に発熱し終日蟄居。『レイモンド・ウィリアムズ研究』の合評会を欠席。残念至極。この点に関してはid:shintakさんにすでに詳しい情報が。やはり「経験…

イヴェント@吉祥寺

吉祥寺でのイヴェントのお知らせです。とても刺激的なお話です。ぜひアポなしでご来場ください。「越川芳明氏講演会ーーキューバの「黒い離散」の文学——ニコラス・ギジェンの詩」成蹊大学アジア太平洋研究センター・共同研究プロジェクト(環太平洋とポストコ…

お知らせ

レイモンド・ウィリアムズ研究会日時: 2011年3月6日(日)15:00〜合評会『レイモンド・ウィリアムズ研究』第二号会場: 関西学院大学丸の内キャンパス・テレビ会議室*会場は、JR東京駅八重洲北口より徒歩数分です。*なお、当日は日曜日のた…

業務もそろそろ終了

人生最悪だったかもしれない2010年(度)の業務も終了しつつある。明日の今年度最後の教授会でしばらくは業務から放免のはず。約2週間はマーストリヒトでのペイパーの論文化に専念しよう。来年度からもさらに忙しくなる模様だが、それゆえにほとんど自殺行…

イヴェント@吉祥寺

お知らせです。 成蹊大学アジア太平洋研究センター・共同研究プロジェクト 近代「日本」の表象形成と環太平洋の地政学(研究代表者:遠藤不比人)2010年度第一回研究会 近代における「日本」をめぐる特に美的表象を環太平洋という地政学的な磁場において歴史…

多忙の最中にも

2月のメイン・イヴェントで吉祥寺(正確には三鷹)に宿泊の日々。そんななか先日のエントリーで紹介したジュリエットの論文を読んだり。予想とは違ってLacanian twistとでもいうべき議論があり、かなり刺激的で、こんなコメントを送る: I consider that you…

stimulations from abroad

Julietからメールが来てつぎのweb journalを教えてくれる。http://konturen.uoregon.edu/複数の意味でpsychoanalysisにおいてborderlineというのはcrucialなテーマ系であることに間違いない。psychoanalysis批判が往々にして既存のline(それこそイデオロギ…

iphone 3日目

当たり前だけれど、携帯メールとPCメールの両方をチェックできるのは便利だなあ。まあ、自分の首をしめることになるが。ちなみに携帯の番号はかわっていません。

iphone2日め

ということで旧携帯のデータの転送もつつがなく、今日の段階で電話とメールは通常通りに使用できるかんじに。これを使いだすと、普通の携帯では物足りなくなるかもしれない。しかし、一挙に機械化というか近代化したので、その歪がこわいなあ。iphone からの…

iphone

風邪がぶり返し約束を果たせず先日購入したiphoneで遊ぶもののなかなか要領を得ない。確かに便利は便利であるが慣れるまでに時間がかかりそうだ。ちなみにこれもiphoneで入力しました。

The Bottle of Britain

あるイギリス人と雑談していて談がたまたま酒に及んだときにそういえばロンドンのパブでよく飲んだビターでSPITFIREが上手くてこれはLODON PRIDEなんかと同じで有名なやつだけれどもなんて話をしていたらそのイギリス人がSPITFIREの蔵元はKentにあるというの…

MacBook Airで遊ぶ

海外や地方に出張の際いつもメールが読めないのでは申し訳ないので、O貫さんに薦められてMacBook Airを購入し、今日から遊び始める。大学ではH比野さんにたいへんお世話になり、帰宅後は最近からマック・ユーザーになったかみさんから操作の初歩を教わり遊び…

お約束の原稿はどうにか

体調不良の中お約束の原稿をどうにかこなしていくがあとは数週間マーストリヒト方面の論文化へどうにか頭を向けないといけないけれども明確な締め切りがないとなかなか先に進まないのはいつものことでロンドンでほんの4日間だったけれども「そればかり」考え…

書いたらてきめんに

風邪を数年ひいていないとここで書いたらてきめんに引いてしまいそれも少々こじらせることに。もう1週間ほど調子がわるい。まずは腹、それから鼻水、咳、今日は寒気がする。ということでまたまた仕事が滞る。数日はひたすらベッドで寝るという、ここ数年ない…

1月って

授業は三田もふくめて終了したけれども1月はなにかと仕事に集中できない。今日なども昼から留学帰りの学生の単位互換のチェックの仕事とか、夕方は新カリ関係の会議が2時間とかで、あいだの時間には俳句を5句ばかりひねり出す。昨日は(というか正確には今日…

あの日に帰りたい?

昨日のdrydeniana さんのコメントでまさにタイトルのような気分にもなってくるが、いま校正している原稿ってじつは数年前に書いたもので、諸般の都合から(といって小生のせいではなく、小生は一番はやく原稿を出した)出版が大幅に遅れたもので、その自分が…

手帳を見ると・・・

1月から2月の予定を手帳で見るとかなりのことになっている。風邪とかインフルエンザにかかると大変だ(といいながら風邪にここ数年かかっていないのは○○は風邪引かないの典型なのだろう・・・まあ頭も心も完全に壊れているが身体だけは大丈夫ということで)…

初仕事

初仕事といっても去年から持ち越しのイギリス文化史教科書の原稿の修正を元旦から2日にかけていちおう終わったので、セクション元締めのSさんに送信する。まだ微調整が必要だと思うので、もう一度Sさんから注文を出してもらい、最終締め切りに完全な完成稿と…

消防団出動と圧倒的な初日の出

年末の数日は消防車に乗って「歳末防災の呼びかけ」の町内巡回のため、大晦日から新年にかけてはやはり地元の八幡様へのお年始に大挙する参拝者のための交通整理等の任務ゆえに、地元の消防団員として出動を繰り返す。おかげですばらしい初日の出が八幡様の…