2010-01-01から1年間の記事一覧

ニューリベキャスター、でも、みたいなオヤジのヘテロセクシズ

やはり自宅で校正(初校の2巡目)の日。最近自身の杜撰な性格ゆえの誤植に傷つくことが多い。職場の論集の論文では2箇所テニオハのレヴェルで誤植。そういえば、あの『転回するモダン』の自分の論文ではまさに結論部分、いわばソナタ形式の交響曲の第4楽章…

久々に熟睡

最近眠りが浅く困っていたが今日はめずらしくよく眠れた。今日も校正三昧。ただここ数日体がなまってきたので、昨日も触れた散歩に夕方にでも行こう。夕食の買い物係りなので、最後の道のりは重い荷物を持ち駅前の東急からあの菊名の坂を上ることになる。し…

さらに粛々と

本日土曜日も自宅蟄居で粛々といいながら断続的に校正。日付がかわり午前2時過ぎ現在で350頁程度まで到達。先は見えてきたがより精密に初校としてもう一度通読しなければならないだろう。このペースでいけば出版は連休後くらいになるのか(などと翻訳が遅れ…

校正はつづく

今日は11:30から学科の学位記授与式でキョーム係りとして司会をやる。授与の後はお約束の写真撮影。それを済ました後から粛々と校正のつづき。途中1時間ほど大学院関連の立食パーティで寿司とビール2杯ほどという禁欲の後にまたまた校正。20:00過ぎの現在…

歌唱のあとの粛々

昨晩のゼミの追いコンは、吉祥寺に宿泊する際に時々寄る魚の旨い和風の店を学生が予約していた。国立方面の忘年会で使用した某ケーキ屋の2階がなかなかよろしいそうなのを、国立方面の2つのブログで知ったので、その話を学生にしたことがあり、今回もそこに…

粛々系@自宅

昨日はお約束の俳句を5首、学生の少々気を使う推薦状2通。その後で、翻訳の校正。なにしろ400頁ほどもあるのでなるべく迅速かつ正確にしなくてはならない。今週中は無理としてもどうにかしたい。月末の論文の締め切りもあるので3月中は俄かに忙しくなってき…

吉祥寺の研究会

なぜか7時頃まで眠れずに朝食後に寝てしまい昼頃起きてメールをみるとS河辺先生から研究会@吉祥寺へのお誘い: CAPS プロジェクト「アメリカと暴力」第7回研究会のお 知らせ成蹊大学アジア太平洋研究センター (CAPS) プロジェク ト 「アメリカと暴力」で…

肩から荷が下りる

学魔の講演会、集客の点からも上々の結果。さすが学魔。3時間の間、立ったままの講演、さすがに芸の域にある。聴衆のかなりの部分は学外から。学魔の追っかけ集団も。小生のゼミの学生は裏切り、出席は3名。まあ、これが吉祥寺の英文の現実だろう。このなか…

イギリス戦後の教科書企画

月末締め切りのこの原稿の準備を昨日くらいから。議論の骨子は大体決まっている。優れた研究書のある1章の内容をわかりやすく解説するという形で、オリジナルの議論を一から構築するというわけではないが、いざ書き始めてみると教科書ということもありいろ…

もういい人はやめなければ

ここ数日は自宅で仕事という本来的な3月を過ごしていたが、複数の方面からそれを許さぬ空気が・・・。地元では子供の学童保育関連、あるいは消防団への入団、親類関係ではなんとあの俳句関連で人生が複雑化しそうだし、職場では吉祥寺がいささか赤坂化して…

Call for papers

去年ワークショップを吉祥寺でchairしたJulietからメールが来てcall for papers for the California Psychoanalytic Circle / (a): the journal of culture and the unconscious meeting next October in The Netherlandsに関する案内が。Politics as Fully …

献本深謝

まずは畏友のhidexiさんからジジェク本を:大義を忘れるな -革命・テロ・反資本主義-作者: スラヴォイ・ジジェク,中山徹,鈴木英明出版社/メーカー: 青土社発売日: 2010/02/25メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 85回この商品を含むブログ (16件) を見るこ…

お知らせ

吉祥寺で近いうちにこんな企画があります。あの高山節を英米文学関連で聴く最後のチャンスになるかもしれません。学外の方も大いに歓迎します。また懇親会に参加希望の方は、ポスターの連絡先までご一報ください。ではでは。 高山宏氏 講演会──「視覚文化と…

海外逃亡から本日帰還

最近は年度末の恒例になっている感もあるロンドンへの海外逃亡から無事帰還。知的なリビドーを自分の知的関心にのみほとんど傾注できる期間が1週間弱でも確保できただけでかなり気持ちが落ち着く。国立方面のブログを拝見し吉祥寺と質は違いながらも量的に…

渡英の前の業務

新カリキュラムのネイティヴの担当者についてうっかりしていたことがあり、その件で急遽メールをしてどうやら事なきを得る。今のところ一番厄介なところをH比野さんに依存してしまっており慙愧の念に耐えない。新カリと同時にキヨーム関連の細かい雑事が間…

冬の風物詩的な業務はもうひとやま

という次第でギョウムな日々。その合間に国立方面の校正など。ここ数年考えてきたことをいささかスッキリとまとめたもので、ある信頼すべき友人はそこを評価してくれたが、一方でもっと破綻を!というツッコミもあった代物。これは将来のイントロになるので…

またもやニアミス

昨日は業務的には午後1時過ぎに終わったので当初の予定通りRWの翻訳と思っていたところ、かみさんが朝から高熱を発してしまい、どうやらインフルみたいなので、3時過ぎくらいには帰宅の途へ。途中買い物とか帰宅後は家事とか。ということでRWの翻訳はで…

雑用な日

今日は1日雑用な日。午前中はかみさんが子供の野球チームで使用している保温用のポットを壊したので(ちなみに車は廃車)同じやつを探しに綱島街道沿いのオリンピック大倉山へ車で行くが、品揃えを変えたそうでない。しかたなくアマゾンで購入することに。そ…

バルジ大作戦はまだか

金土と大学の箱根寮で卒論発表会合宿を敢行。どうも自分の学生時代のゼミの体験が教員としてのゼミの感覚を決定するようで、小生の三田時代の指導教授である安東先生は「夏休みは自分で勉強しなさい」という放任主義であって、若い者が大挙して教員と白樺湖…

青いフィットとか猫かぶりとか

今日までは自宅で仕事ができる日。吉祥寺関連の期末のペイパーの締め切りなので続々と添付ファイルで届く。コーディネータをしていたコール英語の採点も大幅に遅れたがしてしまう。ともかく明日キョーム関連で大学に行くが木曜のうちに成績の入力を済まさな…

そろそろ失速から離陸か

締め切りを守れなかったがどうにか来年度のシラバス@吉祥寺を入力。学科の2年生が全員履修する講義科目や2・3年生のかなりの割合が履修する講義科目は来年度で基本的な講義ノートを作る必要があるだろう。ともかくも21世紀に英文科にいる知的意味を痛感…

青いフィット

かみさんがまえの赤いフィットを廃車にしたので新車の青いフィットを仕方なく購入し昨日が納車。最近は納車式といって新車のまえで花束を持たされてかみさんと並んで写真撮影(もう一枚は店長、営業担当、整備担当、事務担当の方々と一緒の撮影)には少々参…

そ、そ、そ、そ、そんなバカな・・・。

ここしばらくは自宅で仕事ができる日程に。しかし朝いちから新カリ関連の仕事の連続。1日PCの前だと不健康なので夕方1時間半程度の散歩に。子供のお迎えのあと夕食。子供と入浴し、その後もメールで各種の事務的処理。そんなむなしい1日のあと――あの『…

なんのためにこの職業に・・・

この業界は新カリキュラム導入とか改組とかに巻き込まれるととんでもないことになり小生の場合は前者に加えてキョーム委員が重なりたいへんな至福と化している。赤坂の場合は文字通りの「戦争」がそれに付け加わり想像を絶することになった。吉祥寺はそんな…

残酷すぎる日々

学年末の各種業務――カリキュラム改革、キョーム関連など――でほとんど精神が途方もなく荒廃する日々。一瞬赤坂時代を思い出すことすらも。そんななかこの前は三田方面で打ち上げ。痛飲かつ歌唱。これで今年度の授業は終了。来年度の三田のシラバスを明日には…

やはり多忙でブログの更新など

火曜は池袋出講最後の日。吉祥寺の学務多忙で来年の出講を断腸の思い出で停止。試験のあとここ数年出席していた学部生や院生の数名とアイリッシュバーで打ち上げ。2割はお勉強の話、8割は(小生ゆえの)ばか話。しかし笑ってしまったのは、小生が講義中に「…

うれしい悲鳴か

年初の山場はどうにか越えたのか。土曜の関東支部のシムポは2時間で4講師という設定に無理があり途中で司会に徹するべきだったと反省しても遅かった。ここは自己犠牲しかないと思いを決めて自分の議論は15分程度に圧縮した。じつは前日の夜はゼミの新年会で…

わりと静かな滑り出し

そういう次第で正月も深酒することなく淡々と仕事をする感じで隠忍自重という今年の目標に相応しい出だしである(しかし昨日は子供の学童がなかったのでまた半日野球三昧で久しぶりにバッティングセンターに付き合ったらいささかの筋肉痛である)。9日の件は…

ひとやすみ

正月3日目の今日はひとやすみで子供と野球三昧の日。なにも仕事せずに終わりそう。そういえば昨年末に年賀状を差し上げたなかで小生の不注意から住所の書き間違えで手元に戻って来るものが数通。これは尋常な数ではない。やはり昨年はいささか異常な心理で暮…

文化(史)における精神分析

根本的に間主観(体)的intersubjectiveな関係性(そのもっとも特権的なものは母子関係である)における/よる主体の形成――これがイギリスの対象関係論のみならず精神分析のbasic tenetであることは自明であるのだけれども、それに加えてこの間主観的な母子…